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とうとうコンピュータを買ってしまった。といっても中古品で、ポリタンクと呼んではばからないデザイナーもいる、ブルーと白の PowerMac G3 だ。自分のものとしての Macintosh の買い換えは6年ぶりになるだろうか。……思えばずいぶんガマンしたものである。
わたし自身もそんなに気に入ったデザインではないつもりだったが、いざ買ってしまうと、娘が「ぱぱ、うみのいろみたいだね!」と言ってくれたので、まんざらでもなくなってしまった。ハデめのものはなんでも彼女の好みなのだ。
場所をとるようになったので、小さい棚でも置くか作るかしようと思っているうち、ディスプレイを斜めにして机の面よりも下げられるタイプのラックを見つけた。しかも1.5万円ぐらいと机(と呼ぶにはちゃちいが)としてはそんなに高くもないので、これはもう買うしかなかった。ディスプレイをそうやって置くほうが目に優しいということは知っていて秘かに憧れていたのである。ただ、もっと高価なものだろうと勝手に決め込んで探しもしなかったのだった。
かくして、机を入れ替えるという大騒動となったわけである。
しかも、妻が子どものおもちゃを片づける棚をなんとかしたいと言い出した。なんでこんな時にと思うが、トラックを持っている友人に机の運搬を頼んだので、ついでといえばついでではある。わたしのまわりだけリフレッシュするのを見ていると、なんとなく寂しくなったりもするのかもしれない。ストレスの発散にでもなればとここは黙って一踏ん張りするけなげな夫であった。(つづく)
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