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2000年3月3日(金)
◆《退職金とひな祭り》

 前回書いたことの手前だが。
 不祥事局長さんたち、退職金はべつにとっとけばいいんじゃないのかなぁ。家族もいるわけだし、生活もあるわけだからお金はあってじゃまになるものではないですよ。
 そうでもせざるをえない状況はわかるけど、言われるほうも言うほうも、むしろそういうカネの問題としてとらえる感覚のほうが虚しかったりする。

 今さら、彼らだけが堕落していたなんて誰も思っていない。みんなが本当に憤ってるのは、いつまでも同じことばかり繰り返してる、そういう自浄力のないシステムそのものに対してだろう。さらに言えば、そんなシステムをいつまでたっても改革できない政治家や国会議員に対してだ。
 ただし、機械じゃなくて人間のシステムなんだから、結局は良心がないとちゃんと動かないものだろう。システムそのものが悪いのか、それに携わっている人間の良心が問題なのかははっきり問うたほうがいい。でないと、不良債権で大蔵省が叩かれたときに大蔵官僚が言ってたように、そんな国会議員たちを選んだ国民自身の責任だ、で終わってしまう。(……書くと飛躍してしまうけど、大統領制がうらやましく見えてしまうなぁ)

 たしかに日本は不景気で、閉塞感とか失望感とかいろいろ言われているけれど、だからって経済対策ばっかりやっててもダメだというのはもうよくわかってることだろう。個人的に一番イヤなのは、正当にがんばって働いたものが、きちんと尊敬されない社会になってきているということだ。カネだのコネだのといった特権的なものを使ってうまく立ち回る連中ばかりがトクをする社会。そんな社会に対する不信感や失望感が大きい……かどうかは個人が計量できるところではないけれど、たとえば自分自身の中に沸き上がってくるそういう失望感と戦っている部分は、わたしにはある(負けてないけどね)。

photo キリがなくなるからこのへんでやめよ。
 さて今日はひな祭り(いまだに五人囃子を四人囃子とまちがえてしまうかつてのファンはどれぐらいいるだろう?)。去年の次女の誕生で、わが家はいまや女の園だ。ひなあられにひなケーキ、ひなちらし寿司とひなずくし。ただしひな人形だけは場所の関係でちっちゃいのしかないのが申し訳ない。と思っていたら、むすめが奮起したのか、等身大以上のを作ってくれた。やりよるわい。
 むすめの風邪は全快で、この二、三日の暖かさで公園遊びも復活。同じように出てきた友だちとも会えて楽しそうだ。下の子はいろんなことがわかるようになってきたせいか、少し難しくなってきた。とにかくママのだっこがいいらしい。ところが夫婦はそろそろスギ花粉アレルギーが始まったようで、ちょっと不調。