title
2000年4月11日(火)
◆《初登園》

 結局風邪を治しきれず、二日間幼稚園を休んだ。一日目は八日の予行演習の日。二日目は十日の始業式の日。今回はどういうわけか薬を飲むのを徹底的に嫌がったので、きちんと飲んでいれば両方とも出られたかもしれない。まったく困ったものだ。
 まだ咳が残っているものの熱は出なくなったようなので、今日から幼稚園にいかせることにした。いきなりお弁当がいるそうだ。一人で食べられるのかねぇ。

 案の定、お弁当はほとんど食べていなかったらしい。まぁそういうこともあるだろう。帰りは泣き泣き出てきたとのこと。さぁ終わりという段になって他のみんながさーっと居なくなってしまい、一人取り残されてしまったらしい。彼女だけが初日だからそういう要領がわからなかったのだろう。自分が置いてきぼりになるというのはたぶん初体験だ。託児施設などでもたいていは多くても子ども五、六人に一人の大人がついている感じだったから、じっとしてても手を引いてくれたわけだ。これからはそういうわけにはいかない。
 と、いったことはおもに妻からの話。

 他のかたの web 日記でも、入園式や通園などで子どもが泣いて……という話がちらほら出ている。まぁ最初はいろいろあるんだろう。
 そういえば幼稚園の記憶ってどうなのだろう。わたし自身はことさら楽しかったという記憶もないけれど、いくつか覚えているシーンはある。プールのときのことや園庭で「バンビのおうち」を作ったこと。学芸会?で「あ、びっくりした!」というセリフを言ったこと。大きい部屋で昼寝をさせられて、じっと見つめていた天井の模様、などなど。今でもつきあいがあったり消息を知っていたりする友だちもたくさんいるけれど、それは小学校以降も同じであった人たちばかりだ。幼稚園でだけ一緒だったという友だちについては、その後のこともまったく知らない。松井くんとか小川くんという子がいたっけ。小川くんは「バンビのおうち」作りで釘抜きを使っているときに上から覗き込んでいて、勢いあまった釘抜きをおでこにぶつけてしまったことがある。あのときはごめんな。
 ここを書き始めたときは「べつに幼稚園にいかなくても、小学校からでもいいかもしれない」と思っていたのだけれど、そんな思い出もあったりするわけだから、やっぱり幼稚園もいっておいていいかと思い直した。

 子どもが大量のプリントを持って帰ってきた。そうか、これからはこういう手段で情報が伝達されるんだ。家庭への伝達という目的なら web サイトを作るかメールにしてくれるのが一番ありがたいが、まだそういうわけにはいかんのかなぁ。