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〜近ごろのとくいわざスペシャル〜
The Beat Sound Club「さっちゃん」という CD がある。(94年 日本コロムビア COCC11657)
ビートルズの曲に童謡をそのままのせた CD で、たとえばタイトル曲の「さっちゃん」は「Mr.Moonlight」のアレンジで「さっちゃ〜〜〜あ〜〜〜ん〜はねぇ〜」というアタマのシャウトが入るという調子だ。NHK教育の「はっちぽっちステーション」でグッチ裕三がやっているようなものに近いだろう。計14曲入っており、子どもはともかく親が気に入っている。赤盤・青盤があり、「さっちゃん」は赤盤。青盤はテレビアニメの主題歌などを扱っているらしく、どうしても手に入れたくて97年当時探しまくったけれど製造中止でかなわなかった。
で、同じようなパターンの CD に「セサミストリート」の「Born to Add」というのがある。どういうわけか古本屋で売っていたこれをむすめが気に入って買っていたもので、あまり聴いてもいなかったが、ここへきて自分で CD をかけてタイトル曲を踊り狂うようになってきた。それがまたけっこうな大音量にしないと承知してくれないから困ったものだ。
70年代からのロックの海に養殖のカキのように浸かって生きてきて、いまだに音楽をひきずっているわたしだ。時と場合があるとはいえ、子どものかける音楽をウルサイと感じるときほどオヤジになったと思うことはない。とはいえ、どうも音を下げろと言う気にもならない。音楽にアクティブな興味のない妻がうるさそうな顔をするのがわかっていても、苦笑が先に出てしまう。うるさいな〜と思いながらリズムを刻んでいる足に気がついたりすることさえある。「Born to Add」を演奏するのは、Bruce Stringbean and the S Street band。パロディとはいえ、ボスの名曲に酔いしれる娘にどうして文句が言える?
♪ with "Born to Run" / Bruce Springsteen and the E Street Band
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