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2000年4月29日(土)
◆《ジュニアシートみっけ》

 朝起きてひとしきり鼻をかむと、かなりすっきりした。昨日の夜はひょっとすると夜中に熱が出るかと思ったけれど、どうやら今回も乗り切れそうだ。ノドの違和感もましになった。
 子どものほうはまぁぼちぼち。ただし、午後から肘裏や膝裏を中心に少し発疹が出始めた。やっぱりただの風邪ではないのかもしれない。まいったなぁ……。

 とうとうジュニアシートを購入。この一カ月、生産が追いつかないということで近所ではどことも品切れか、入荷しても限定10個などの状態が続いていた。ところが今日の午後、たまたま店に寄ってみるとモノがあった。機能的にいいものかどうなのかはわからないが、選択の余地もないのでとにかく買ってみるしかないだろう。

 四月になってからは、窮屈そうなチャイルドシートに無理やり座っていた。以前、八〜九ヶ月の頃から使おうとして、どぉーしてもイヤがられて断念したものだ。
 当時「どんなに泣いても座らせるのが本当の愛情だ」という意味のコピーがよく流され、ほんとにそうなのかと考えさせられたものだ。もちろん、親が一人で運転して子どもと出かける場合などは泣いても座らせるしかないだろう。ただ、ほんとに号泣されたまま運転するのはそれはそれで気が散って危ない気もする。結局、わが家の場合は妻が娘を抱くなりして、三人で乗るときしか乗せなかった。それが安全だとは考えていなかったが、とにかくそんな娘でも最近になって喜んで自分から座ったりするのだから、オンナはわからん。

 そんなわけで、最初からチャイルドシートを使っていると子どものほうから座るようになるという話を見たり聞いたりすると、しかもそれが当然であるというふうにされると、そのたびにツラくなる。努力が足りないと言われればそれまでだが、どぉーしてもイヤがる子どももいるのだ。それを子どもが悪い、親が悪い、泣いても座らせるのが本当の愛情、とどうして言い切れるだろう。子どもの体型と合っていなくて、シートの形のほうが悪いのかもしれない。体や背中が熱くなってきて座っていられる代物ではないのかもしれない。閉所恐怖症とか拘束恐怖症とかだってあるかもしれない。出回っている製品がすべて完全なものというわけでもないだろう。

 たしかにイヤがらないように根気よく訓練するのも大切だ。ただ、発想としてそれだけしかないとしたらどうもひっかかるものが残る。極端に言えば、幼稚園や学校がどんなにイヤなところでも、とにかく行かせるように訓練すればそのうち慣れてくるというようなものだろうか。(笑) それは冗談としても、子どもというものはこうすればこうなるものだ、という考え方で押し切るのは、個人的には好まないところだ。訓練のいらないシートや車を作ってくれたほうがずっと助かる。

 要は、今までの車が子どもにやさしくなかっただけのことだろう。法制化された以上、これからはもっと良いものが出てくるに違いない。現にベスト型なども見かけるようになってきているし、そのうち車やシートベルトの構造自体が進化して、大人と子どもを分けて考える必要さえなくなるかもしれない。ぜひそうなって欲しいものだ。
 ただその前に、とりあえず幼稚園の送迎バスに子どもに特化したシートベルトを義務づけるなどしないと、発想として片手落ちな気がして仕方がないのだけどなぁ。

♪ with "Trio 99→00" / Pat Metheny