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とーとー風邪をひいてしまった。それもゴールデンウイークのまっただ中。
五月四日の午後あたりからノドの奥に小さなオニヒトデがはりついたか……と思う間もなく発熱。夕方には久々に39度を超えてしまった。その後の五日間でオニヒトデはでんぼ(オデキ)になったり苔になったりと小さくなっていったけれど、片割れが食道のほうへまわったのだろうか、その間胃腸が徹底的にやられていてなかなか熱が下がらなかった。そうとう強力なヤツである。この前の上の子の溶連菌モドキでももらったのかもしれない、せやから薬を飲めっちゅーたに。
やれやれ、連休でよかったのかわるかったのか、とにかくなーんにもできなかった。ここ数年、衣替えや庭木の手入れなども連休中の行事になっているのだが、これもかなわず。といってそのままにしておけるものでもないので、これからの休みなどはごちゃごちゃと忙しいのだろう。
それにしても丸々一ヶ月、家族の誰かが風邪を引き続けていることになる。もぉーいい、もぉー十分、たんのう、満足、ゆるして、おねがい。
ところで、親が(わざと苦そうな顔をして)薬を飲むと、子どももいつのまにか黙って飲むようになった。なんでもかんでもやってみせなければならないというのも、手間のかかる話だ。もちろん「飲まないとだっこしてやらない」などという話は覚えていない。そういえば、昨日や今日、明日といった概念もまだないわけで、昨日あったことと昨日の夜の夢の区別もあやしいぐらいなものだろう。
……おもしろいなぁ。
けれど、それは親のためにもそうなっているのかもしれない。
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