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一、二年前だと思うが、新聞で、不況で早期退職した人の投書を読んだのを覚えている。「今までは、次々と発生する困難や問題の解決の連続が人生なのだと思っていました。ところが早期退職して第二の人生を模索したおかげで、それだけが人生ではなかったことがわかり、救われた気持ちです」といった内容だった。投稿ではなく取材記事の一部だったかもしれない。
たしかに「困難や問題」が「次々と発生」して、毎日その解決のためにあくせくした上に、解決するものがなくなると寂しくなるようなことさえあるなぁと思った。同時に、それが人生なのだという割り切りがあったというのも相当なものだ、とも思った。
選挙のこともあって政治家の演説をきいていると、森総理のように、問題という言葉を多用する人がいることに気がつく。曰く「教育の問題は…… 高齢化の問題は…… 情報革命の問題は……」などなど。単なる言葉のアヤかもしれないけれど、政治とは問題の解決の連続だという基本的な認識の表れでもあるのだろう。
それはそれでいいのだけれども、現状の問題解決ばかりでなく、ちょっとぐらい未来も熱く語って欲しいなぁという気がした。もちろん他の機会に大いに語っておられるのかもしれないけれど。
わきこさんは六、七ヶ月検診。なんと姉のときより重かったらしい。10.5キロというのは母子手帳の成長曲線を無視しているようだ。保健婦さんは、体格がいいから心配いらない(特に太り過ぎというわけでもないという意味)と言ってくれたらしいが、どうみても痩せているようには見えない。
この二、三日は風邪をひいていて、昨夜も何度か集中的な咳をしていた。夕方医者にいくと、まぁ大したことはないとのこと。そのお医者さんは、あまり薬に頼らずに抵抗力をつけさせる意味でも自然治癒を中心にして……といくたびに言われるらしい。山盛りの薬を出されるよりはいいのだが、何度も言われると少しは反論したくなってしまう。べつに薬に頼りたくていってるわけではないのだ。風邪であって、それ以上の深刻な病気でないということを確認したいという思いが強いだけなのである。薬よりも、専門家としてのあなたの知識や診断の技術に期待しているのだ。
おねえちゃんは、今日は幼稚園のじゃがいも堀りだった。木曜日の予定だったのが、お天気の様子で今日になったらしい。けっこう立派なおイモさんをたくさん持って帰ってきた。さっそく電子レンジでふかして食べたが、とてもおいしかった。娘のとってきたイモというのは格別だ。きっと、楽しかっただろうと思わせる笑顔がついているからだろう。
そうそう、お隣からアワビのウニ和えをいただいた。先日に続いてのおかわりで、「うまかったですねぇ、まだあるんですよ」という言葉と一緒だ。そのままご飯のおかずにしても本当においしいが、酒肴としても格別。気持ちのよい笑顔や言葉があると、食べ物は無敵になる。
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