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2000年7月18日(火)
◆《這いだした》

 わきこさんがそろそろ前に這い始めた。八ヶ月と七日になる。
 成長にともなって赤ちゃんの面影が次々と消えていくのは寂しいもので、上の子のときはさらにその成長が平均よりも早かったために、本当にあれよあれよという、呆気にとられるような感じが強かった。
 たとえば、生後九ヶ月のころには右のような状態で近所中を歩き回るのがなにより好きだった。この格好で歩かされるのは腰に負担がかかってけっこうキツい。第一、まだ歩けない子どもにあんなマネをさしていいのかと、関係各位?に心配をかけるし、近所の名物にならないかと気が気でない。だから親としても全然したくないのだが、泣きわめいて承知しなかったのだ。たぶん本人の気持ちとしては歩くよりも走っていたのだと思う。そんなだったので、自力で立って歩けるようになったときもなぁ〜んの感動もなかった。
 そんな思いもあって、下の子については寝返りもしなくていいし、這わないでもいいし、歩かないでもいいぐらいの感じだった。最終的にクリアしてくれるのであればできるかぎり赤ちゃんのままでいてくれていいのだが、とうとう前に這い始めたわけだ。願わくば、姉のように歩けないのに走りたいというような気は起こさないでいてくれるといいのだけれど。

 ……そんなことよりも、夜中に一時間ごとに泣いて起きるのはやめてくれェ。


♪ with "Leon Russell" / Leon Russell