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2000年7月22日(土)
◆《夏風邪》

 夏休みが始まったとたん、上の子が風邪をひいた。七月に入ってようやくおさまっていたわが家の風邪は、三週間を待たずに復活してしまった。昨日(21日)、39度以上の熱があって医者にいくと、夏風邪のキツいのが流行ってますよ、一週間程度覚悟したほうがいいですねとのこと。いつもは薬をすすめたがらない医者が、解熱剤も抗生物質も必要になるからとしっかり出してくれた。下の子や大人にもうつる可能性が高いので注意してくださいとも。やれやれ……。

 それでも春先のことを思うと、むすめもずいぶんしっかりしてきた。顆粒の抗生物質も味をみて大丈夫だと思うとそのまま袋をもってイッキのみしてくれる。むせたりすることでイヤになっては逆効果だとこっちが止めにかかるほどだ。それでもゴクっと飲み込んで、エラいでしょ?などとすましている。ただし、液体の薬の苦みはダメらしい。

 昨日の夜は夕食後から強烈な疲労感に襲われてひたすら寝る。妻の負担が増えるときに申し訳ないのだが、どぉーにもならなかった。案の定、上の子が泣いたり部屋の温度管理や下の子のお乳でたいへんだったようだ。といって辛そうな顔もしない妻は、最近気合いが入っている。
 今朝も体調はいまいち。夜が暑すぎた感じで眠気が抜けない。午後から懲りずに少し昼寝をして、ようやくシャキっとした。それにしても暑いのは暑いがなんといい天気なのだろう。首筋のうしろのあたりが太陽光線で焦げていくような感じが大好き、絶好の海日和だ! ……などとはしゃいでも、娘が気温並の39度ではどうしようもない。なら仕方がないジョギングでもしようということで、今年初めて五キロを走りきった。歩くようなペースだが、ま、ぼちぼちいくしかない。

「素人ロックベース弾きのいいわけ(その2)」
素人チェロ弾きのぼやき」7月21付けで触れていただいてることに関してもう少しだけ。
 子どもが好きかどうか、というのは実は微妙なところかもしれません。もちろん自分の子どもは嫌いではないですが、その反意語としての好きでもないです。子ども一般についても、あまり好き嫌いの対象ではなかったような気がします。距離感がつかめなくてどういう関係になればいいのかわからない存在、といった感じだったでしょうか。そのわからなかった距離感が徐々につかめてくる部分が、子どもと接するときのおもしろさの一つになっているかもしれません。

 最近、たまぁに「パパなんかきらいや」と子どもに言われるようになりました。そういう言葉を覚えたので使い方を試しているのかもしれませんが、それでも一瞬反応に困ってしまいます。「そう、ならいいよ」というと話が終わってしまうし、「そんなこと言うなよ」というのも下手に出ているようでコケンに関わるしで。
 わたし自身も自分の父親に対して好きでない部分が多くあったので、いずれ娘からも本気でそう思われたり言われたりすることもあるのだろうと今からハラはくくっています。大きなハラなのでくくるのも大変ですが、そんなハラがまた嫌われたりもするのでしょう。哀れなハラです。とりあえず娘には、「嫌い」って口にすると話がそこで終わって、なおかつ相手から反論や弁明の機会も奪ってしまうので、覚悟をきめてから言えって言ってます。意味がわかってるかどうかはわかりませんが、わかっているのなら今度きくときはコワいなと思ったりして。でも嫌いなら言ってもらったほうが気が楽かな。
 で、そんなことを言ってから、自分の父親にはそういう態度で接してなかったなぁと棚に上げたものを眺めたりしています。……といっても、棚卸しすると大変なことになりそうなので、あくまで眺めているだけですが。


♪ with "The Stranger" / Billy Joel