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上の子の熱はおさまったようだ。抗生物質がジャストヒットしたのかもしれないが、土曜日日曜日と彼女なりに一生懸命おとなしくしていたこともあるように思う。少なくとも土曜日の夜はなにも食べられないほどノドがやられていたようだから、このままおさまってくれたら大ラッキー。下の子も今のところ笑っている(比喩ではなく、不調があるとてきめんに笑いが消える)ので大丈夫そうだ。
この土日は近所の小学校で行われる町内会の盆踊り大会だった。大阪市内で一、二を争う早さだとか。たしか去年は梅雨が明けきらず、ポツポツと降る雨を気にしながらの河内音頭だったように思う。まぁ、いろいろな都合があるのだろう、毎年この時期と決まっているのならそれはそれでいい。
こういう行事では結局子どもがメインだ。わが家も上の子が生まれてから楽しみにしてきた。特に子どもたちが運営している露店が手作り感覚で楽しい。今どきのご時世なのにだいたいが一回五十円で、二歳や三歳だったわが子がいくと、小学生のおにーちゃんたちがおまけのヨーヨーをくれたり、的に当たるところまで手を引いて前にいかせてくれたりした。見ているだけで嬉しかったが、そんなことで喜ぶこと自体、こちらの心のすさみ具合がわかるような気がしたものだ。
踊りが一段落すると関係者の挨拶があり、そのあとで子どもたちにアイスキャンディーが配られて花火があがる。町内会のことなので夜空にでっかい菊の花というわけにはいかず、校舎の上のタンポポの花ぐらいの花火なのだが、これがむすめたちにとっては一大イベントだった。
そんなわけで、熱のあった土曜日は「盆踊り」はタブーだった。そういうときにかぎって友だちが浴衣をきて迎えにきたりするのだが、なんとかごまかした。けれど、熱もおさまった日曜日はそういうわけにもいかない。こっちだって連れていってやりたいので、花火のころを狙って繰り出したのだった。
例によってアイスキャンディーと花火の時間になると、今年は少しばかり花火のタイミングが早く、どちらも気になるむすめはいささか不完全燃焼だったが、まぁ仕方のないところだろう。来年は下の子もしっかりするだろうし、どこかへでっかい花火を見に行こう。
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