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2000年9月13日(水)
◆《四本足》

 8月20日分で書いたヒメアカタテハをとうとう捕まえた。あれ以後逃げられてばかりだったけれど、だいたいがあまり庭にやって来なかった。今日は降り続いた雨があがってハラが減ってたのかもしれない。
 写真のとおりやはりこの個体も四本足。
 ……と、話題にするにあたってざっと調べてみると、なんと他の蝶でも四本足の写真がわんさか出てきた。し、しらなかった、四本足の蝶が珍しくないとは! 昆虫少年とまではいかないにしても、ファーブル昆虫記を愛読する程度には虫好きだった。なのにそんな話は記憶にない。四十年生きてみるものだ。

 昼間、妻が下の子のお尻をはさんだという。それだけきいても何のことかわからないけれど、要するにあぐらを組むような状態の膝の裏、つまりふくらはぎと太股の裏側で、抱いていた下の子のお尻をはさんだらしい。勢いもあったために目一杯号泣したとか。どちらもムチムチの状態をムキ出しにしていて、なおかつ適度な湿気もないとできない技だ。夫としてはこういうときも決してあきれたりせず、もちろん表情のどこにも笑いの気配など見せずに「そうか、大したことがなくてよかったな」というのが正しいと信じる。……が、何事も修行の道は険しい。

 夕食後、今度は妻が座っている椅子の後ろを上の子が通るのと、妻の動作が重なって、椅子の足が上の子の左足を踏んでしまった。当然の号泣。骨に異常がないか心配したけれどどうやら大丈夫だった。こちらは椅子が前後で板付きの二本足で、四本足ではなかったのが幸いしたかもしれない。
 とはいえ、不本意な人間凶器と化した妻はぐったり。


♪ with "461 Ocean Boulevard" / Eric Clapton