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2000年9月20日(水)
◆《夢のたね》

 習いごとは自分で言い出すまでさせてもらえなかった。兄のせいだ。ヤツは初めて塾にかよったときに、おもしろくないッと授業をすっぽかして近所の公園で遊んでいたらしい。以来、両親は子どもが自分で言い出すまでは習い事をさせないという暗黙の了解をしたらしかった。

 結局、中学生になるまでに算盤を数ヶ月とピアノを一年ほど習わせてもらったぐらい。あとアイススケートを一シーズンというのもあったか。どれもこれももののみごとに身に付かなかった。生来の負けず嫌いもあり、たいていのことは本当に興味を持てば少々遅くともそれなりにモノになるとは思っていたのだけれど、おもしろみの少ない基礎の期間を興味だけで乗り超えるのも、なかなか難しいものがあったわけだ。

 お乳を飲んでいるころから上の子には合気道を習わせようかと話していた。護身術ということもあってだけれど、どんなものなのかなぁ。近所では水泳を習っている子も多い。今からがんばって大阪オリンピックに……なんてどうせ親バカならそれくらいハデな夢も悪くないけれど、十二、三歳ではちょっと厳しすぎるだろうナ。スポーツならソフトボールなんかは? テニスもいいな。音楽なら近所にマリンパ教室があって、以前からおもしろそうだと思っていたわたしの興味をそそっている。それよりもやっぱりピアノなんかのほうがいいだろうか。つぶしがきく? 書道や絵なんかも習ってみたかった。……いや、習ってみるのも悪くないだろう。バレエや子ども歌舞伎なんていうのもある。それとも児童劇団とか。
 いずれにしても夕方の公園遊びに夢中の今は、遊んでることのほうが大切なような気がしているのだけれど。

 サッカーのブラジル戦を見ていて、これはやっぱり「いけぇーッ!」とか「走れぇーッ!」「ヤッター!」「アーッ!」などとワーワー騒ぎながら楽しむスポーツなんだなぁとあらためて思った。それがしやすくなってきたというのはやっぱり強くなってきた証拠だろう。とりあえず決勝トーナメントに進出できてよかった。
 ……サッカーもいいなァ。


♪ with Madonna on the radio."American Pie",etc. 



 『すけぱっち』
 言わずとしれたスパゲッティ。トウモロコシと並ぶ発音における子どもの二大難関のようだ。(2000.9.17)