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上の子は、家ではまだ靴下がうまくはけない。だいぶ上達はしたけれど、それでもかかとが上になっているときのほうが多い。かかとという概念自体がまだはっきりしていないのだろう。だいたい、はかせてくれといって自分ではあまりはこうとしない。
短くたぐりよせてつま先を最初に合わせるという、あのテクニックをかなり高等なものと思い込んでいるフシもある。ただ、他のことでは自分でやるといったらきかない場合もたくさんあるので、やはり嫌いや面倒臭いが先に立っているのだろう。もっぱら上のほうをもって直接足を入れていくという力技のはき方だ。
靴下をはかせるというのは、はくよりもさらに面倒な作業だろう。姿勢を低くしなければならない場合が多いし、片手ではできない。そこそこ力も要る。だからわたしもあまり好きではない。そのくせむすめは靴下を脱ぐのが好きで、外から家に帰ってきてまたすぐに出かけるというわずかな時間などでも暑いといっては脱いでしまう。その光景を見るだけでも疲れがどっと出てくるので、いい加減うるさく言われているはずなのだけれどそのあたりはガンコだ。(親に似たか)
そのわりには靴下選びにはうるさい。この服にはこの靴下とか、今日はヒラヒラのついたやつとか、好きなことを言ってくれる。
自慢の靴下の一つが写真のものだ。妻がバーゲン品を買ってきてヒマつぶしのお絵描きの素材にしてしまった。上はお花や虹、下はウルトラマンタロウだ。他にもいろいろあって、幼稚園によくはいていってるようだ。
最初に「家では」とことわったけれども、もちろん幼稚園での着替えのときには自分ではいていると思われる。きいてみると「それはこどもしかいないから、がんばるしかないやん」とのこと。
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