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運送屋さんの集荷待ちで、昼過ぎまで仕事。元請け会社の担当者の単なる怠慢によって仕事させられるのは苦痛だ。その分余計に儲かるのならルンルンしながらするけど。
手作業の BGM に、ラジオを聞き飽きたので LP レコードをひっぱり出してきた。といっても音楽ではなく落語だ。昔兄が集めた桂米朝の全集で、一巻二枚組で全二十二巻ある。他のことはともかく、米朝の落語を楽しめるというただその一点だけで、今の時代の大阪に生まれた人間は幸福だと言い切っていい。ちなみに今日聴いたのは「除夜の雪」「百人坊主」「つる」「二人ぐせ」など。大晦日のお寺で除夜の鐘をつく坊主の実態、なんてちょっと覗けるものじゃない。
帰宅すると妻子は今日はお弁当持ちの公園Dayで出かけていた。わたしだけで子どもの絵本を返しに図書館へいく。
前回借りた絵本のなかでは「やいトカゲ」(舟崎靖子作・渡辺洋二絵/あかね書房)というのが良かった。自転車をなくした少年の話で、絵もいい。全国学校図書館協議会選定の小学校高学年用「よい絵本」らしいけど、大人が感じる良さには過去への郷愁が伴うので、そのへんは子どもにはわからないだろう。
上の子はドングリ拾いをしたらしく、一にぎりほどを大事に持って帰ってきた。夜は、ドングリからの連想があるのか「となりのトトロ」が観たいというのでビデオ観賞。そういえば子どもは過去への郷愁を抜きにしてこの映画を楽しむのだから、「やいトカゲ」もやっぱり子どもが読んでもおもしろいのかもしれない。
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