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2000年10月31日(火)
◆《頭が痛い》

 朝から頭が痛いといいだして、上の子が幼稚園を休んだ。自分から「あたまがいたい」という表現をしたのは初めてだ。しかも「じわっとじゃなくて、つぶつぶっといたいの」という。昨日(月曜)友だちの頭とごっつんこしたあたりなのだそうだ。コブもないし、腫れてもいないし、昨日は一言も痛いとは言わなかった。ということから考えてもぶつかったこと自体は大したことなさそうだし、熱もなく、目つきもしっかりしているとなんとも納得しづらいのだけれど、ウソをつくとも思えない。ウソではなくても何らかの理由があって幼稚園に対して拒否反応が出ているのか……。あるいはいじめ? まさかとは思うけれど、三、四人いじわるな子がいるというのはよく聞いており、まだそのうちの一人としかお友だちになれていないということだ。が、まぁそれは少し考えすぎだろう。頭を打ったのは偶然で、他の病気の可能性もあるけれど、そうなるともう素人の手には負えない。とにかく休んでもいいということにして仕事に出た。

 しかし気になって仕方がない。電話をかけても状況は変わっておらず、昼過ぎに、頭が痛いと泣くので結局医者に連れていってきたという連絡が入った。やはりぶつけたことは問題無さそうで、様子を見るということらしい。風邪のほうは? ときくと、あ、べつに何もきかなかったと妻。昨日まだ咳が残っているからもう一度医者にいくかどうかで話したぐらいなのに……と少し責めてしまう。それでもまぁ医者にみせれば一応安心だろうと一息ついた。数時間後、ケーキでも買って帰ってやろうかともう一度電話すると、やはり頭が痛いと泣いていると言い、電話のむこうからその声が聞こえてくる。たまらなくなってとにかく帰宅した。
 たしかに元気もなく、泣き言のような喋り方で何をきいてもはっきりしない。それでも頭をぶつけたところが痛いという一点はゆずらないのだった。そうこうしているうちに少し眠ったかと思うと突然起きだして朝から食べたものをすべて吐いた。頭痛が原因で吐いたのなら大変だが、この時点で熱も咳も出てきて風邪のようにもなってきた。ノドが腫れ上がってその痛さを頭痛と表現しているのかもしれない。そのほうがよほど気が楽だ。とにかくもう一度医者に連れていって風邪の症状を確認してもらい、薬を処方してもらった。

 一晩中、寝たり起きたりで頭が痛いの体が熱いのと言いつづけた。でもまぁどうやら風邪は風邪のようだ。28日、ようやく下の子が落ち着いてきたと思ったら、29日は上の子が一日中咳をして暗澹としてしまった。30日はようやく二人とも治ったようでやっと普通の状態になった、と思ったらこれだ。これからまた悪夢のような風邪のうつし合いが始まるのだろうか……。日記もこのところ風邪っぽい話ばかり。まったく、こっちのほうこそ頭が痛いデ。


♪ with "Gasoline alley" / Rod Stewart