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今日がむすめの幼稚園の始業式だ。下の子の水疱瘡はそろそろ人にうつすこともないと思うけれど、経験のない人にとっては不安かもしれないので迎えには連れていかないことにする。
少しでも幼稚園にいくとやはりテンションが高くなる。テレビを見るよりもなにかして遊ぶという方向にいくようで、逆に、暮れの風邪から三週間以上幼稚園を休んだあいだは少しダレさせてしまったかなという気になる。集団生活が始まるとまた言葉もあらっぽくなってきたりするんだろうなぁ……。最近は、わがままをとおしたりするためのテクニックとしての「泣き」が上達してきて、少し鼻につくようになってきた。見え見えで泣かれても逆効果だということを説明しても、理解できないらしい。下の子の真似をしているところもあるのだろうか。
ずいぶん我慢しているので、妻が家事を手早く片づけて少しでも公園に連れていってやろうとした。ところがその片づけの足を引っぱるようなことばかりしたあげくに、「ママがさっさとしてくれないからこうえんにいけない」という言葉をむすめが吐いてしまったために、珍しく妻がキレた。このところのストレスもあったのだろう。「ママ…… ごめんなさい。へんじして」と何度か訴えて無視されると、わーわー泣き出した。が、それもつうじないとわかると「ごめんなさい、おしりペンしてもいいよ」と言ってそのへんにあった布団をかぶってシクシクやりだした。切なくなってきて話をききにいってやると、布団の中でズボンをおろしていた。
ひさびさに子ども二人を風呂に入れる。風呂場が狭いこともあって、上の子から入れて出るときは二人同時だ。上の子は風呂場を完全に遊び場所と位置づけており、時間がかかってしかたがない。そのあがりがけに下の子を入れて洗ってやると体中にできた水疱瘡のかさぶたがポチポチと手のひらに当たる。密度的には、上の子の好物のチョコチップ入りの菓子パンのようだ。ためしにチョコチップ入りの菓子パンのことを水疱瘡パンと呼んでみるとちょっとウケたが、たぶん定着しないだろう。
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