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2001年3月4日(日)
◆《泡のお風呂》

 日曜日の朝のテレビには子どもむけの番組がある。あまり見たことも見せたこともなかったけれど、幼稚園で覚えてくるようになってからはちょいちょいと見るようになっていた。休みの朝早くに目ざめてエネルギーを持て余している子どもがテレビを眺めていてくれると、もう少しゆっくりしたい親にとっては好都合だ。ただしそういった番組のあいだはコマーシャルも当然子どもむけで、親からするとあまり見せたくない部類のものもある。ゆっくりは高くつくようになっている。
 今日、目ざとく見つけたのは泡のお風呂になる入浴剤だった。上の子は病気かと思うほど泡で遊ぶのが大好きなのだが、こういう製品があるところを見ると同じような子どもは多いのだろう。まぁ試してみるぐらいならいいかもしれないと思い、同じものかどうかはわからないが、午前中にいったスーパーに「泡曜日」というのがあったので買ってきた。

 昼間は少し自転車の練習につきあった。かなり乗れるようになってきたけれど、まだブレーキに対する認識があまく、危なっかしい。花粉が多くて早めに家に入る。
 さて夜。浴槽に液体の入浴剤を入れてバシャバシャやるとセッケンとはまた違った泡がもこもこと立ってきて全体に広がった。これこそ娘があこがれていた世界だった。一目みた瞬間から目の色が変わってしまい、完全にハイになってしまった。奇声をあげて風呂から出ようともしない。結局いつもの倍ほどの時間風呂に入り、あがってからもなかなか陶酔の世界からもどってこなかった。布団をあつめてそこに腹這いに倒れこみ、それを泡のお風呂でやりたいのだと言う。いくら言われてもそれは無理だった。わが家の風呂は腹這いで飛び込めるほど大きくはない。えらいことになってしまった。明日からが不安だ……。


♪ with "Time After Time" / Eva Cassidy