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2001年4月20日(金)
◆《泣いてばかり》

 この数日、下の子が子泣きじじい化している。
 子泣きじじいというのは妖怪の一つで、子どものような声で泣きながら抱きつくと相手から離れず、しかも石のように重くなって相手を押しつぶしてしまう……と「ゲゲゲの鬼太郎」でやっていたように思うが詳しいところは知らない。
 うちの子泣き乳児もとにかく妻にへばりついて離れなくなっている。しかもぎゃーぎゃーとよく泣く。そして重い。今までは授乳で片づく場合がほとんどだったので泣き声もすぐにおさまったのだが、最近はただ単にくっついていたいだけらしい。妻が一瞬でも離れようとすると大声で泣きわめく。といって一日中抱いているわけにもいかないので、おんぶしたまま家事をしている妻である。上の子にもそういう時期があったように思うので精神的にはそれほど苦にもしていないみたいだが、物理的な重さはこたえているようだ。
 体の大きな子どもの子育てには、体験しないとなかなかわからないキビシさがある。一歳半で13キロぐらいあれば軽い子と比べれば1.5倍ぐらいになるだろう。数字を比べてもどうなるものでもないが、あらゆる作業にその重さがつきまとうと思うとそれだけでも気分的に疲れるものだ。

 そんな子どもの泣き声で目が覚めたのが夜中の一時すぎ。ふとみると布団には妻子がいない。どうしたのかと飛び起きると、妻が部屋の外で子どもを抱いていた。突然泣き出してどうしても泣きやまないからとにかく部屋から出したということらしかった。今度は夜泣きじじいか。こんな状態が何日もつづかないように祈るしかないけれど、どのちみちわけもなく泣くのならこの際断乳やデ。


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