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2001年4月27日(金)
◆《満足の度合い》

 夕食どき、下の子が自分の椅子に座っているのに気がついた。この一週間ほどはとにかくベタベタで、食事のときも妻かわたしの母に抱かれていたのだ。どうやら少しは落ち着いてきたらしい。結局のところ彼女は無敵だった。自分の要求は最終的には泣きつづけることでとおしてしまう。泣くがままにしておくとえずいて吐いたりするので、こちらに勝ち目はなかった。
 嵐のような一時期がすぎると見向きもしなくなるのはよくあることで、満足すると次のことを考えるようになるのは大人も子どもも同じなのだろう。……どこで満足してくれるかが問題なわけだけれど。

 とにかく絵本の好きな下の子は、同じ本をつづけて何度も何度も読めと言ってくる。おわりやおしまいがきらいで、最後のページになると怒ってページを戻しては、そこから読めという。これはけっこうつらいものがある。最近では絵本を持って近づいてくる姿を見るだけで怯える……まではいかないが、ひいている自分を感じたりする。この方面での満足はまだまだなのかもしれない。

 小泉内閣発足。派閥色の解消というのが目玉の組閣だが、少なくとも日本中が失望しているというわけではなさそうだ。この方面では長いこと不満だったせいか、妙に期待している自分を感じる。ちっとは満足して次のことを考えるようになりたいものだ。


♪ with "Unplugged" / Eric Clapton