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2001年4月30日(月)
◆《ワンピースが好き》

 上の子はスカートやワンピースが好きで、着るものを自分で選ぶときは大抵引っぱり出してくる。本当はお姫さま風なヒラヒラしたドレスが好きなのはわかっているのだが、普段からそんなおめでたい格好ばかりさせておくわけにもいかない。今朝は薄手のデニム地で長袖のワンピースを、暑いからいやだといい、夏用のノースリーブのワンピースを着たがってきかなかった。仕方なく妻がTシャツを下に着させたので、レモン色のワンピースの肩からピンクのボーダーTシャツの袖が出るという格好をしていた。ただしそれだけではなく、わりと厚手の白のハイソックスを履いてそのへんのリボンをベルト替わりに腰に巻くというのが娘のセンスだ。どこがどうとも言いにくいこってりとしたハデさがあるものの、まぁ家の中に居るかぎりは近所の名物になることもないだろう。しかしわたしの母は見過ごしておけないらしく、その「ヘンな格好」という言葉のためにワンピースを買いにいくと娘が言いだしてしまった。といっても近所のスーパーで、結局は適当なものがなくスカートにすればとなったが、本人あまり乗り気でなかったために収穫無しだった。

 午後はそのピンクのボーダーTシャツに真っ赤なデニムのキュロットスカートで、少し離れた公園にでかけた。巨大な滑り台のあるところだ。そろそろ半年前になる前回は不用意に滑って怖くなってしまったりで、いじけたような砂遊びばかりしていた。たぶんそれも忘れている今回は心の準備だけでもと思っていろいろ言い聞かせてから送りだしたが、やはり怖くて結局は最初の一回だけだった。もう一回いってみようかなと思ったらしい二回めは、階段を登って滑り台の上をウロウロしたあとまた階段を降りてきてしまったのだった。まぁいいさ、アドレナリンに飢えるほどストレスが溜まっていないんだとでも思っておこう。

 それにしても予想以上のペースでどんどん女の子になってくるようだ。ジェンダーフリーに、というほどではないけれど「女の子はピンク」的な押しつけはしないようにしたいと思っていただけに、自分から「女の子はスカートのほうがかわいいでしょ」などと言われると考えてしまう。


♪ with "Every Picture Tells A Story" / Rod Stewart   

 『じゅうしち』
 上の子はなぜか十六や十七といった数が好きだ。お風呂をあがるときも自分で「じゅうしちまでかぞえたらあがるよ」などとよくいう。だが実際に数えると「……じゅうご、じゅうろく、じゅうなな、じゅうはち……」といってしまう。やはりなにかとすんなりとはいかない数らしい。(2001.4.29)