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午前中、娘がビニールプールを出せと言いだした。妻によると例年一回めは早すぎると思うぐらいのタイミングだということだが、いくらなんでもまだ寒いだろう。わたしは却下……したのだが強行されてしまった。力のない父親である。やはり寒かったようですぐに終わりになった。
午後、下の子もいっしょに図書館につれていってみようということで、家族してでかけることになった。いつもいく図書館は絵本スペースが絨毯敷きになっていて子どもと一緒に座り込んで本を読んだりできる。絵本好きの下の子にはちょうどいいかもしれないという思いつきだった。ただし上の子はなぜかそんな図書館があまり好きではないのでどうかと思ったが、みんなでいくとなればどーのこーのとは言わなかった。図書館について前回分を返却してから、わたし自身が借りたい本があったので数分間離れてもどってみると、妻子のまわりだけ際だって絵本が散乱していた。四、五十冊は出ていただろう。オイオイ……と片づけもかねて借りる本を選んでいると、次々と棚から本を出してくるメカニズムがわかった。妻がためしに絵本をひろげると下の子が覗き込み、読んでくれというのだ。そしてすぐに飽きるのか、あるいは単に目移りしていくのか、とにかくすぐに次を要求するのだった。
上の子は上の子でいつになく楽しんでいるようだった。そういえば彼女の楽しめる本が増えてきて、あれこれ手にとってみることもおもしろくなってきているのかもしれない。絵本は仮に千冊あったとしても適当な年齢層があるので、たとえば幼稚園前、幼稚園から小学校低学年、それ以上と三つにわければ三百冊ぐらいの中から選ぶことになる。さらに好みやなにかで半分ぐらいが実際に興味をもって読める本だとすれば、千冊中の百五十冊をヒットしなければ、理解できなかったり、おもしろくなかったり、ということになってしまう。あらっぽすぎる計算かもしれないが、要はけっこうハズレも多いということだ。そろそろひらがなが読めるらしいので、そのあたりで選択肢がぐっと増えればわたしとしても嬉しいかぎりだ。
そのあといわゆるホームセンターで買い物。夏用の敷物などがターゲットだったが、下の子がちょこちょこと歩き回るようになってきたこともあり、二人の子どもに振り回されてぐったり。
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