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2001年6月4日(月)
◆《雪あそび》

 やはり少子化の影響というのは大きくて、マンションなどが増えて人口が増えているはずのこのあたりでも、子どもの数は減っているらしい。教室の埋まらなくなった中学校が、空き教室を改装して地域の活動に使えるように提供していたりする。改装してしまうほどに教室として必要になる見込みがないわけで、身近なだけに少子化の深刻さが伝わってくる。
 一方で子どもの遊び場所は絶対的に不足しており、そういったスペースも利用できればそれにこしたことはない。そんなわけで、妻は最近育児サークル的な活動を再開し、今日がその中学校のスペースでの初回となった。といっても大げさなものではなく、要は一部屋借り切って子どもに好きなように遊ばせてやろうということだ。今回のテーマは「雪あそび」。紙を刻んで雪を作り、頭からかぶるなりなんなり、自由にさせてやるわけである。子どもはたいていこれが大好きで、上の子も病的なほど好きなのだが、掃除が大変なために家の中ではなかなかさせてやれない、いわば禁断のあそびだ。
 
 現場での細かいことはわからないけれど、おおむね盛況だったらしい。ただし妻にかぎっては、下の子が大泣きして離れてくれずヒサンだったとのこと。部屋も三階で、なにかというと抱いて往復しなければならなかったため、いい運動になったとか。もちろん後かたづけや掃除のたいへんさは容易に想像のつくところだ。それでも上の子は「ゆめがかなった」という喜びようで、発散しきったのか夕方珍しく一時間ほど寝てしまった。

 できればそっとしておいてほしいような気もするようになってきた、わたしの誕生日。なのに子どものテンションは高く、「雪あそび」の帰り道にケーキ屋に寄ると「きょうはパパのたんじょうびなの!」を連発し、以後は道で出会う人にまでケーキの包みを見せていってたらしい。テレビアニメの受け売りか、「おいわいにきてくれるとごちそうがあるわ」とまでいってたとか。知っていれば歳まで触れてまわっていただろう。教えてなくてよかった。


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