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2001年6月21日(木)
◆《朝の挨拶》

 「子どもに挨拶をしつける前に、大人同士が挨拶をするようにしましょう」というのが、今かよっている幼稚園の方針だ。言葉にすれば当たり前のような話だが、たとえば転園前はそんな方針はなかった。朝、子どもをおくっていったときに顔を合わせる人ごとに「おはようございます」と言うことに慣れてしまった今は、以前のように親同士は無言で(といっても敬遠しあっているわけでもないが)、自分の子どもにだけ声をかけていたことのほうが不思議な気さえする。今のように挨拶をかわしているとやはりある程度親同士の顔をおぼえるもので、それは最近のように不審者にまつわる事件があると安心感につながる。周辺から黙って近づいてきただけで部外者とわかるからだ。そしてもっと大きなメリットは、おくりむかえをする父親が、わたしを含めて不審者と間違われないことだったりする。満員電車で痴漢視されない安心感と似ているかもしれない。

 延長保育づいている娘は、今日も五時まで残るとのこと。さすがに五時まで遊んだ日はクタクタになることが多いので、四時にしておけば?と提案してみたら、「5じまでだったらのんびりできるでしょ」という答えが返ってきた。悪かったなー、家だとのんびりできなくてと言いそうになる。
 そんなに楽しみにしている幼稚園なのに、今日は午後雨があがってからも園庭に出してもらえなかったらしい。それほど遠くもないところで包丁を持って歩いていた男の話があったためだ。詳しいことはわからないし、信憑性云々ということもあるだろうが、たとえ噂話だとしても落ち着かないものはある。現場の先生がたも不安だと思う。

 上の子の虫さされの傷は順調に回復。そろそろバンドエイドだけで足りるようになってきた。けががあるからというわけではないけれど、「なんでもしっかり食べないとだめだよ」というわたしの言葉に「おねーちゃんは、ホネまでたべられるで」と張り切って食べて見せたのは……ゴボ天だった。そらホネやない、ゴボウや。


♪ with "Encore plus au Sud" / Isabelle Antena