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2001年7月31日(火)
◆《ばんばん》

 「おっちん」という言葉が大阪弁にある。「座る」の幼児語で、「おっちんしなさい」のように使う。アクセントは「ち」にあり、妻は「とん」をつけて「おっちんとん」とリズミカルにして子どもの動作を促したりしている。
 下の娘が一応「ぱぱ」と言えるようになったのが三月で、それ以後「まま」「わんわん」「ねーねー(姉)」など、繰り返しの二音でできている単語を中心に言葉が増えてきている。姉とはちがってゆっくりとしたペースだ。それがここへきて「チッダン」といきなり英語を喋って座ったとか。テレビの影響か、だとしたらすごい威力があるなぁと感心したら、「おっちんとん」の「ちっとん」だったらしい。

 上の娘もそうだったように思うが、食べものを分けるのが好きで、最近は枝豆にこっている。器用に豆を取り出しては「ぱぱ、んー」と一つくれる。食卓での距離が近い順に「まま、んー」と渡して「ねーねー、んー」と渡すのだが、上の娘は豆類が嫌いで「ねーねーはいらんわ」とつれない。そうしてわたしの母にも渡そうとするのだが「おばあちゃん」とはまだ発音できないし、それに代わる言葉もない。簡単に「あー」といって豆を差しだしていた。「ばーばー」ぐらいかと思うのだが「ぱぱ」と区別がつきにくいらしく、試そうともしてくれないでいた。そこへ先日の花火で覚えた「ばーん!」をアレンジし、「ばんばん」と教えていたのだが昨日あたりからそれがおばあちゃんと結びついたようだ。「ばんばん、んー」と豆を渡すようになった。ところが、肝心のばんばんのほうがまだ慣れないらしく、三回に一回ぐらいしか反応がないようだ。

 この伝でいくとおじいちゃんは「じんじん」か。今のところ上の娘は子どもを四人産むと言ってるので、順調にいけばわたしも「じんじん」になるかもしれない。「じんじん」かぁ……。


♪ with "A Day Without Rain" / Enya