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こんなところで渋滞するのかと思ったとき、去年もそうだったことを思い出した。たしか葬式関係の車が合流してきて交差点の右折にえらく時間がかかったのだった。今年は単に車が混んでの渋滞のようだ。お墓参りも楽ではない。
霊園の中まで車を入れて墓所のなるべく近くに停めるという形は、なんだか手軽さばかりを求めているようでお墓という場所に似つかわしくないような気がする。その一方で、体力のない年配者には、車をおりて炎天の中を歩けというのも酷に思えて結局はいつも車で乗りつけてしまう。そういった車が多いせいか、霊園の入り口付近から静かな雰囲気を作る池の周囲までが舗装されてしまっていた。そうなってみるといかにも暑苦しくて、舗装はやめてくれと思ってしまう。……やっぱり車はおりるべきだな。
墓所につき掃除をする。草をひいていると、妻の手もあり、わたしの母を手伝う上の娘の手もあることに気がつく。お墓参りもにぎやかになったものだ。下の娘は最近得意にしている「ばぶ〜」というギャグ(!)をとばして帰ってきた。
毎年お墓参りの帰りに寄ることに決めているファミリーレストランが、午前中見たときにはつぶれてしまったかのような気配だった。駐車場にはロープがはってあり、入り口付近に椅子やテーブルのようなものが積み上げてあるように見えたのだ。しかし帰りにはちゃんと営業していた。積み上げてあったのは椅子やテーブルではなく、古びたインテリア用品などでそれなりの雰囲気を出すための演出だったわけだ。イタリア料理系の店で、パスタがおいしくて安く、子どもにはおもちゃをくれる。調べてみると北海道が中心のチェーンのようだ。つぶれてほしくないのでまた行こう。
夜は花火。友だちと一緒にしたいというので、声をかけて近所の公園までいくことにしていた。夕立があった(たぶんこの夏初めて)けれど、支障もなく、実行。夜の公園はあちこちに花火の光が見え、暗闇の中に実はけっこうな数の人がいるという独特の雰囲気……のような気もしたがすぐに慣れてしまった。買い置きの花火を「ぜ〜んぶするの!」と意気込んでいた上の娘は、二十分もすると花火そっちのけで友だちとブランコに乗ったりしはじめたのだった。下の娘は打ち上げ花火を恐がってずっと妻にしがみついていた。せっかく公園まで出てくるのだからと、わが家もスーパーで買った打ち上げ花火を用意したが、よそと比べると若干の迫力不足。子どもは遠慮のないもので「ほかのところはいいなぁ」などとかわいくないことをぬかしやがる。……と、ここでムキになると敵のペースにはまってしまうので、ハデなやつはまた来年だ。
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