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2001年8月25日(土)
◆《夏の終わりの花火》

《8月24日(金)》
 午前三時すぎ、下の娘のものすごい泣き声で目が覚める。どうしたのかと呆気にとられるが、特にこれということもない。ただママの抱っこが欲しかっただけらしい。朦朧としながらあやしている妻が姿勢をくずすと容赦なく絶叫して、とにかく座った姿勢で抱けと要求する。風邪から治りかけの子どもが、悪いものでもとり憑いたようにわがままになるというのは何度も経験しているが、それにしても強烈な泣きかただった。少し窓を開けてあったので、階下(した)の部屋のわたしの母だけでなく、隣の家のおじいちゃんにまで心配をかけたようだ。ということは逆方向の隣や裏手の家など数軒を起こしてしまったのかもしれない。うう……。

 それでも一応は回復したということで、妻が娘二人を連れてでかけた。あらかじめチェックしてあった子ども用のイベントがあったらしい。まだ無理な気がして止めたが、家にいるのもしんどいからとのこと。下の娘が寝たりすれば14kgの鉛のババロアみたいなのを抱きつづけなければならないわけで、こういうとき(だけでもないけれど)は子どもが軽ければなぁと真面目に思う。
 無事に帰宅したが、「アイスクリームがあるからおいで」と言われていたため、家に入る前にお隣へ直行する。ありがたいことだ。会場では幼稚園の友だちにも会えたということで大満足の様子だった。

 今日はそれで十分だろうと思っていると、夜は近所の小学校での盆踊り大会だった。台風で中止と思っていたのが順延になったらしい。下の娘が寝てしまったので妻と上の娘だけででかけた。七月に別の小学校であったものと比べると、いまいち盛り上がりにかける行事なのだが、どうしても行くといってきかない。案の定、友だちと砂場であそんでいたとのこと。

《8月25日(土)》
 朝から少し頭痛……というところまでもいかないような、肩こりみたいな感じ。風邪のひきかけのようで、もう一度プールに連れていってやろうと思っていたのだがキャンセル。幸い、お隣のおにいちゃん(と上の娘は呼ぶ)が大量の花火を買ってきてくれて夜は花火大会となった。子どもの友だちにも声をかけて大いに盛り上がった。特にヘビ玉(煙を出しながら黒いススのようなものがヘビ状ににょろにょろ伸びてくる)などは人気がある。しかし、花火に慣れていない子どもは無意識に花火の柄を短く持っていたり、他の子どものほうに向けたり、置いてある花火の上へ持っていこうとしたりと危なっかしくて目が離せないものだ。消火用の他に火傷をすぐに冷やすためのバケツまで用意したが、なんとか無事に終わってホッとする。たぶんこれでこの夏の花火も終わりだろう。


♪ with "Nothing Like The Sun" / Sting