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九月はじめからの下の娘の大泣きがなんとか一段落したようだ。言葉の理解度と自由度がググッと一段上がった感じで、単語を二つ組合せるようになった。「まま、おきて(ママ起きて)」「あめ、いらん(飴、要らない)」など、やはりそういうことができそうでできない苛立ちなんかがあってひどく泣いていたのだろうか。
朝食のときにわたしの母が切って下の娘のところに置いた梨を、食べないのだと思ってわたしが食べたらコワイ顔でにらまれた。まだあるからハンブンコしようなと言ってもう一つ渡したら、いきなりそれを自分のちっちゃな手で半分に割って一つくれた。驚き。そんなことが伝わるとは不思議で仕方がない。上の娘とハンブンコすることが多いせいかと考えたりする。
ハードディスクが壊れたころ(9/6)から風邪ぎみで、咳がとれない。もともと下の娘が最初で、それをもらったような感じだったが、ここへきてうつし返したのか、その声がハスキーになってきた。それがなんとも味わいがあっていい感じだ。もしも地声だったらボーカル向きである。
これも朝食どき、「それにしてもエラい声やなぁ、まだだいぶかれてるみたいや」と、特に子どもにむかって言ったわけではないのだが、目があった下の娘が「あ゛〜〜〜」とハスキーさをアピールした。ふむ、やっぱりいい感じ。なによりこんなふうに相手になってくるところがたまらない。だがちょっとしゃべると、今度はテーブルの向かいからおねーちゃんが「あ゜ーーーーー」とクラシカルな発声で強力にアピールしてくる。大声なのでついつい「わかったわかった」といってしまうが、これは真似されたくない言葉だなとふと思ったり。
日に日に戦争の気配が高まる。何が不安かというと、その規模や相手など、一番肝心な部分が明確にならないことだ。
日本でいえばどんなだろう、以前から海外でテロを繰り返していたとあるカルト教団が、とうとうとんでもない事件を起こしたがために宣戦布告されるようなものだろうか。ふるえ上がって犯人を差しだそうとするがうまくいかず、やがて国家も同罪とされ……。(9/21)
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