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2001年11月7日(水)
◆《子どもはカゼの子》

 ぐっと冷え込んできた。さっそく上の娘がグズグズと鼻風邪状態になっている。今年はこれまで、さらに咳が出るようになっても発熱せずにふんばってくれたことが何度もあったので、今回もと期待しているのだがどうなるだろう。

 鼻づまりでぼんやりしているのか、朝ご飯を妙にゆっくり食べているので「さっさと食べてさっさと幼稚園にいってとっとこ走り回ってさっさと風邪を治せよ」と勝手なことを言った。すると娘、不機嫌な顔で、
「子どもはカゼの子っていうやんか」
 という。……ん?
「それはぴゅーぴゅー吹く風のことやで?」
「かぜ?」
「……かじぇ?」
 横で下の娘がおねえちゃんの真似をした。
「そおや。子どもは冷たい風の中でも元気であそぶから、『子どもは風の子』って言うねん。風邪ばっかりひくから風邪の子っていうのとちがうデ」
「ほんと?」
「……と?」
 とまた下の娘。
「ほんとほんと」
「なんだ。わたしはね、ようちえんでいっぱいカゼひいたから『子どもはカゼの子』かとおもった」
「そうやなぁ、前の幼稚園のときはしょっちゅう風邪ひいたからな。でもちがうの、残念でした」
「ハクションじゃなくてピューだった。ピュウ〜〜〜!」
 そういうと娘は朝ご飯を切り上げて椅子から降り、風になってトイレにいった。
「ぷぅ〜」
 これはそのあとをついていった下の娘。まだ風にはなれない。せいぜい漏れた空気。


♪ with "By Appointment Of" / The President