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下の娘の昼寝がちょいちょい抜けるようになってきた。基本的に寝るのがきらいで、それは上の娘とおなじ感じだ。といっても完全に昼寝なしで過ごしたのはまだ数回で、たいていは夕食時に限界がきて寝てしまうことになる。
昨日もそのパターンだった。午後から植物園にいったりしたので無理もないのだが、食事の15分ぐらい前に寝てしまった。恐いのはそのあとだ。少しは食べさせたけれど、たいていこちらが寝るかという時刻になって目を覚ます。お腹が減ったのなら起きてなにか食べればいいだけのことだが、静かに起きることなど絶対にないのだ。
そしてこういう日は、どういうわけか一度起きると二時間ごとぐらいに大泣きしながら起きる。どうも最初に泣くとそういうモードに入るような感じがする。公園でも滑り台をさかさに登ったりしているということで、なにかを思い出しているような感じのときもあるが、ジュースがほしいやテレビをつけろなども言い放題の泣き放題だ。少し前、爆発したようにジュースをくれと泣きながら起き、妻がぶーぶー言いながら一緒に階下に降りて戻ってくると、寝ぼけたわたしの耳に娘のごきげんな鼻歌が聞こえてきたことがあった。泣き声ほどにはむちゃくちゃでもないわけだ……などとほほえましく思えるのは布団の中にいるからだろう。少しあとから上がってきた妻にそれを話すとため息まじりに笑っていた。
それにしても、下の娘が寝てしまった夕食はなんと寂しいものだろう。もちろん誰がいなくても寂しいのだと思うし、いても手がかかるだけなのだが、いないとなると本当にぽっかりと穴があいたような感じになる。
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