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2001年11月29日(木)
◆《日の丸》

 先日の勤労感謝の日、お隣の家が日章旗を掲げていた。珍しいと言えるほどの風景になってしまっているが、わたしが小さいころはうちでも掲げていたものだ。お正月に日の丸の旗を振り回している写真もある。そういえば引っ越しのときに見なかった……。とりあえずお隣の旗をさして「これが国旗だよ」と教えたのが、上の娘と日の丸との出会いとなった。

 あまり考えたことがなかったけれど、子どもに国旗を躊躇無く教えることができない、あるいは教えられた子どものほうがそのまま国旗に親しみをもっていけない(であろう)という状況は、やはり問題だろう。とにかくどういう論点があるのかと web を検索してみると、法制化に対する反対意見はたくさんあるのだが、どんなデザインがいいという改正案のようなものは見つけられなかった。仮に変更するのであれば、たとえばワールドカップのときにブルーを基調にした応援旗でも作って国旗と併用するようなところからはじめて、二十年もすればそれなりに定着するかもしれないと考えてみたりする。

 このところ、ハムスターのケージの掃除が鬼門になっている。特に下の娘がさわりたがったり餌をやりたがったりしてきかない。昨日もノドから出血しそうな声で泣きまくり、親を呆然とさせた。それもなぜか「いたいー」と言いながら泣くので、外で聞けば虐待かと思うだろう。たぶんパワー、時間ともにこれまでの最高で、小一時間泣きつづけてバタッと寝てしまった。

 上の娘のときにも同じように徹底的に泣いたことがあるのを思い出す。でかける間際になって、スカートを二枚穿くといってきかなかったのだ。そういえば“甘やかすからそういう泣き方をするんやないのか”とついつい思ってしまったもので、昨日でもやはりそういう思いが頭をかすめてしまう。とはいうものの、上の娘がわがまま極まりない子どもになっているかというとそうでもない。このあたりのことは見かけのハデさほど大きなポイントではなかったのかもしれない。いや、よくはわからない、どこかでたまたまうまく修正されただけということもありうる。いずれにしろ、イライラする気持ちなどから妙に「育児に参加」してしまったりすると、ストレスを増すだけかもしれない。そのあたりは父親の難しいところか。結局、これでいいのかなと思いつづけるしかないのかもしれないな……。


♪ with "Souvenir" / Matia Bazar