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12月に入ったあたりから子どもの外あそびが減ってきた。寒いからと外を嫌うようなことはないが、日暮れも早く、友だちとも会いにくいのかもしれない。姉妹ゲンカが少しだけ減って、部屋の中でもあそぶようになってきたのだろう。もちろん、妻が寒がりだというのもある。
休みの日の買い物を楽しみにしていた時期もあったけれど、最近はそれもそんなに執着がない。「いく?」「いかない」で終わってしまう。行ったところでなんでもかんでも買ってやるわけにもいかないので、それはそれで助かる。この季節は特にたいへんで、なんとなく一緒につれていきたそうなわたしの母を制止すると、心得顔になった。
クリスマスのデコレーションは上の娘には麻薬だ。売場に並んでいるおもちゃに加えて、ツリー用のオーナメントにもめっぽう弱い。キンキラキンのモールを見て、以前、そのキンキラキンのひげを全部刈り取ってばらまいてあそんでいたのを思い出した。200円のものもあるのだが、600円のものもある。確実に600円のほうを欲しがるだろうという予想がつくけれど、ひげを刈るにはちと高い。ついてこなくてよかった。
食料品の階ではイチゴが並びはじめた。これも、見るとただではすまないだろう。つやつやの赤が見事で欲しくなる気持ちもわかるけれど、季節感を大切にしてやりたいわたしとしてはあまり与えたくはない。クリスマスケーキにイチゴを飾るのは日本だけときいたりするとなおさらだ。だがこちらのほうは、娘がついてこなくてもわたしの母が孫かわいさに買ってしまった。細かいことに口を出すのもどうかと黙っているけれど、将来的には娘自身が「いらない」と言ってくれないかなと思ったりしている。
……でも、食べてみるとこれがなかなかおいしい。
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