2009年5月アーカイブ

ソフトボール大会......と卵

 ソフトボール大会でピッチャーをすることになった下の娘。頼もしいというか、なかなかやるなぁと思うのは、いろいろなシミュレーションをしていることだった。「あのチームってめっちゃ強いとこやろ? こっちはあんまり打たれへんやんな」「うちは外野が弱いから、打たれたらおわりやん......」等々。急造チームなので強気の設定はできないが、それなりに勝負しようとしてるんだなと思う。そのあたりの根性は親であることに関係なく大いに買っている。前日は、家の前で、新聞紙を丸めてガムテープでとめたボールをプラスチックのバットで打つ練習をして、我が家の二階の屋根にとどこうとする大ホームランを打って気持ちよく寝た。

 翌朝、緊張感でいっぱいの娘をせきたてて、さぁ行くぞと外に出て、キャッチボールの一つでもしようとしていると、娘が意外なところに意外な物をみつけた。歩道と車道を区別する杭の上に乗っていたのは、小さな卵だった。なんだと思うときかれ、最初は蛾のマユかと思ったが、小石のようなまだら模様のある小鳥の卵だった。
 見つけた瞬間、娘はソフトボールを忘れた。すぐに家の中に引き返し、玄関の下駄箱の上にあった小さなお皿のようなカゴに、これも下駄箱の上にあったティッシュペーバーを敷き(下駄箱の上は魔法のおもちゃ箱なのだ)、即席のベッドを作って卵を置いた。温めて孵すのだという。わ、わかった。わかったけど、それはちょっと無理かも......。とにかく今はこれからソフトボール大会だ。だからとにかくお家に置いておいで、で、ソフトボールにいこう......。

 ソフトボール大会は娘の予想どおりに進行した。ほとんど野球のできない子もいるうちのチームは、相手ピッチャーのボールを打てず、そして娘も打たれてはいけないところに打たれたりしていた。それでも引き締まった表情で果敢にバッターに挑む娘はとてもカッコよかった。わりと低めにコントロールされたボールを投げ、第一試合の初回など2三振を奪った。
 第二試合は毎年優勝しているチームとの対戦。はなから勝負にもならなかったが、それでも子どもたちは一生懸命だった。
 うちのチームに限らないが、よく、ランナーが出て盗塁されるシーンになると、実際に走られたときにベンチから「投げるな!」という指示がキャッチャーなどに飛ぶことがある。暴投やエラーの可能性が高く、さらにランナーを進めてしまう危険があるからだ。どうせアウトにできないからムダだ、という意味もあるかもしれない。......まぁ、それもそれでいいやないか、投げてみて失敗して覚えることもある。などという気持ちがもともとある上、少々失点が増えてもどうということもないので、この日のうちのチームは盗塁されまくりの、牽制投げまくりだった。結果的に盗塁を刺して2アウトを取ったのには興奮した。
 外野の女の子も、エラーもするが、一生懸命ボールを追いかけていた。親のほうがドキドキして必死になるものだ。そんな声援を受けること自体が、子どもにはスペシャルなことなのかもしれない。

 待ち時間がたっぷりあり、嫌というほどキャッチボールもした、そんなソフトボールづくめの一日が終わった。朝はぬかるみの整備に苦労したが、終わるころには日焼けの心配をするほどになった。くたくたである。ビールがおいしいだろう。子どもたちも疲れたろうと思う。

 下の娘は、帰宅するとそれまで忘れていた卵のことを思い出した。それからはかかりきりで、結局使い捨てカイロを持ち出してカゴの下に敷き、温めることにしたらしかった。
 牽制を「投げるな」と言うように、やめておけ、などとは言えないし、わたしも妻もそんなことを言うつもりはい。ひょっとして本当に卵が孵ったりしたら娘はどんな表情になるだろうと思ったりする。しかしそれにしても好きやなぁ......というか、パワーあるなぁ......。


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200球!

 インフルエンザ休校のため、子供会活動は中止。神戸では23日までということで24日なら活動できたのかもしれないが、大阪市は25日からという決定になった。予想はしていたので場所を変えてはどうかという話もしていたのだが、それは休校措置の主旨に反するだろうということになった。

 そんなわけで、下の娘とキャッチボール。二日ほど前にウインドミルの投げかたを教えて、フォームを変えさせた。といってもわたし自身ができるわけではないので、ネット等で一緒に調べながらのことだ。
 家の前で約50球、そのあと近所の公園で約150球の計200球を投げ込んだ。そして夕方さらにもう少し。なんでそんなに好きなのだろうと思うが、投げるのが好きらしい。
 公園で100球を越えたころ、その広場で毎週末少年ソフトのチームを指導しているという人が通りがかり、よかったら練習を見に来てくれと言われた。要するにチームに入ってほしいというだった。投げ終わって話しているときにそれを娘に伝えると、「行く!」とのこと。さてどうなることやら......。


※   ※   ※


 夜、遅くまで上の娘と話す。
 昨日、勉強がらみでキツいことを言ったことを謝る......ことは謝ったつもりだが、うまく言えてなかったかもしれない。
 あれこれと娘の将来のことを話していた。いずれにしても勉強は勉強でしていくことになるから、どういうスタンスで取り組むかということははっきりしておいたほうがいいと思うということは話した。そして学問は学問で、追求してみる価値は絶対にあるということ。今、日本語というものに興味があるのなら、どんどんやってみればいい。

 何をしてやれるのだろう。
 或いは、何もしないほうがいいのか......。

マスクな風景

 今のところ、職場では勤務中のマスク着用者は皆無。しかし、通勤時には大半の人がマスクをしているらしい。自転車通勤なので電車内の様子はわからないのだが、駅の近くで行き交う人々を見ていると、通勤時のマスク着用率の高さはわかる。同僚の話では七割ぐらいの人がマスクをしているのではないかとのこと。
 最近は立体成形の、中世ヨーロッパのナイトの仮面のようなマスクが主流で、デザインによってはなんとなく攻撃的な雰囲気を感じたりする......といったら大げさだろうか。視線だけを表情にした人たちが黙々と歩く風景には、ちょっとした不気味ささえある。

 晩秋から春先にかけてが仕事の繁忙期であるため、その季節には社内でもマスク着用者が増える。もちろんわたし自身も、咳が出始めるとマスクをつける。実際、忙しいときに同僚に風邪をうつしてしまっては申し訳ない、素直にそんな気持ちでつけている。
 とはいえ、スクをすることが風邪などを他人にうつさないためにどれぐらいの効果があるのかはよく知らない。というより、実のところはマスクだけでは大した効果はないのかもしれない。それでも咳やくしゃみによって、ウイルスまみれの息や唾液を飛ばしまくるよりはましだろう、ぐらいの感覚ともいえる。
 逆にいうと、マスクは自分が感染源になることを少しでも防ごうという心遣いであり、感染すること(受け手になること)に対する防御策としては考えていなかった。
 そういえば花粉やほこり対策にマスクをすることはあるが、それはウィルスとは粒子の大きさが違うからで、一般的なマスクで効果があるのは花粉やホコリ対策までだろうと思っていた。

 というわけで、今週から突然増えだしたマスク姿の人たちは、自分が知らないあいだにインフルエンザに感染している可能性を考えて、それを他人にうつさないようにという気遣いからマスクをしているのだろうか......というのが疑問だった。そんな気遣いからのことなら、不気味さと引き換えにできるものもあるだろうと。
 しかしそれにしても着用者が多い気がして、あらためて同僚にきいてみるとクールな答えが返ってきた。自分が感染源になることよりも、自分が感染することを防ごうとしてかけている(と理解している)のだと。
 やっぱりねぇ、すごいな......。
 ということは、電車の中で「もしあんたたちの中に感染者がいても、ワタシにはうつさないでくださいよ」という意思表示をしあっているようにも取れるわけだろうか?と訊くと、同僚の答えはイエスだった。

 インフルエンザに対する情報の少なさや、警戒の必要性を考えれば当たり前のことなのかもしれない。だが「うつさないでよね!」という主張をしあえる雰囲気というのは、すごく緊張感があるような気がする。マスクごしに覗いているのは、少なくとも「袖振り合うも多生の縁」といった視線ではないのだろう。
 そういえば、感染者が出たお店などが「ご迷惑をおかけして......」などとコメントしていて、そこまで言うのもヘンなような気がしたのだが、あながち詫び過ぎでもないのかもしれない。

休校

 インフルエンザで小中学校が一週間の休校。外出も禁止......。
 いきなりそんな話になると戸惑う。
 世界的な流行の兆しもあり、すでに死者がていることも知っている。伏期間が一週間と言われていることも。ただ、だからといってすぐに町から子どもの姿がほとんど消えてしまうといのうもどうなのだろう.....。
 形の見えない、得体の知れないバイ菌の話をそのまま受け入れることができずに、活力を持て余すように路上や公園に出てくる子どもがもっといてもいいように思うのだが。

 その片方で大人は基本的には普通の生活をしていたり、そのために不可欠な保育園は普通にやっていたりする状況もどうなのだろう。毒性が低いとか、感染力は強いとか、季節性のインフルエンザの対応に移行するとか、情報が錯綜している段階では仕方のないことなのだろうか。

 たくさんの人がマスクをしはじめたが、本当に感染を防ぐ効果があるんだろうか。それとも、自分がすでに感染している可能性を意識して、人にはうつさないようにということなのだろうか。それともとりあえず呼びかけられているから? そもそもマスクにはどれぐらいの効果があるのだろう......。
 いずれにせよ、大人が普通のままの生活をしている状態では、子どもたちの休校が感染拡大の抑止力になるのか正直疑問を感じる。大人が媒介したら同じことではないのだろうか......。


連休最終日

 連休最後の日。休みの日の下の娘は、午前中は自分で過ごすが、お昼ごろから退屈してきて「どっかいこ〜」というのがパターンになっている。そういう展開になったら、午後からでも区の子ども会などがやっている「子どもカーニバル」にいくことを提案しようと思っていた。子ども向けのゲームや、コロッケなどのお店があったりする。どちらかというと小さい子向けなところがあるので、今年はもういいかなと思っていたが、そういうものでもなさそうだった。早くいこ〜とせっつかれて出かけた。

 あいにくの雨模様。やみそうでやまないパラパラとした雨が出がけにまた降ってきたので、車でいくことにした。
 着いてみると、雨のせいもあるのかなんだかそそくさとした店じまいの雰囲気がすでに漂っていた。あとからわかったことだが、ネットで検索した15時までの開催というのは14時までの間違いだったらしい。
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 下の娘がまず選んだのは、ストラックアウトのゲーム。ボール投げの好きな彼女なので、わかるが、次のスーパーボールすくいはちょっと意外な気もした。とはいえさすがにたくさんすくう。
 あれこれあそぶが、強くなってきた雨に退散したあとは、わたしは昼寝、下の娘はダイナ(オカメインコ)三昧、上の娘は合唱団、そして妻はアルバイトという連休最終日。

冒険

 娘たちが従姉妹のおうちへあそびにいくことになった。車で15分ぐらいのところだが、冒険がしたいという上の娘の希望で自分たちだけで市バスで行くことになる。
 そぉかぁ、上の娘は一人でバスに乗ったことがなかったのか。合唱団であちこち行っているので慣れているような気がしていたが、そういえば一人での行動ではなかった。
「かわいい子には旅をさせろって言うやろう?」
 と娘。
「そうやなぁ。獅子は我が子を千尋の谷に落とすっていうしなぁ」
「い、いや、それは困ります。谷に落ちたら死にます」
「がんばって登ってください」
 というわけで前日から市バスのルートや停留所を調べた上、妻の携帯電話を持たせ、万が一バスが予定とちがう方向に走り出したときの対応まで教えるという厳戒態勢である。

 手みやげのケーキを買い、そのまま停留所へ車でおくっていく。帰りの停留所を確認したあと一旦車をとめ、往きの停留所にある時刻表の見方を教え、次のバスは11時3分であることを確認。バスに乗ったら電話するようにといって二人を置いてきた。
 11時3分すぎには電話はなかった。こちらからかけても出ない。きっと興奮状態なのだろうなぁ。「バスの中ではマナーモードにしておいたほうがいいな......」などと言ってたから、なおさら気がつかないのだろう。
 11時15分ごろにようやく電話がつながった。無事に乗りましたとのこと。はいはい。あとで聞いたことだが、知らないおばさんからいきなり「おねぇちゃん、背ぇ高いなぁ〜 xxx(某TVドラマ)の子みたいやな」と声をかけられ、「あ、はぁ、どうも...... ありがとうございます」などとやっていたらしい。

 従姉妹のところには叔母さんもきていたようで、いろいろと気を使ってもらったとのこと。ありがたいと思う。
 帰り道、停留所でバスに乗ろうとしていると、また知らないおばさんから「おねえちゃん、若いなぁ〜、高校生やろ?」などと話しかけられたとのこと。寂しいときはバスに乗るといいのかもしれない。

 帰りの停留所で降りましたという電話は、下の娘がかけてきた。例によってわざとのような甘えた口調。
「もしもし、ちゃんと、駅につきました。これからもう少しで帰ります」
「はい。了解です」
「あ、えっとなぁ、ちゃんと着いてんけどなぁ、一つ前の駅で降りてしまってなぁ、ちょっとその分だけ時間かかります」
「は、はい(......降りるところはここやで、って確かめたのになぁ(笑))。気をつけて帰ってきてください」
「は〜い」

 わたしはな、ちゃんとわかってて、洋服屋さんが見えるところまで我慢しようと思ってたのにな、妹が「早く降りな降りられへんようになる」ってうるさく言うから、仕方なく降りてん。

 とのこと。無事に帰ってこられて何よりでした。

枝切り

 ゴールデン・ウィークには毎年庭の枝切りをする。
 今年も例に漏れない。というより、例年よりも数段ヘヴィな作業になってしまった。しだれ桃を切りまくり、巨大化したツツジを切りまくり、槙を刈りまくり、そして2階よりも高くなったしゅろの木を切り倒した。
 4日前に路上でコケたときに痛めた左の肋骨はあまりよくなっておらず、できれば安静にしていたかったが、作業を始めてしまうとやるだけのことはやるしかない。午前中だけのつもりが結局一日仕事になってしまった。

 それにしても、何度やっても枝切りは好きになれない。植物の手足を切っていってるみたいで。と思いつつ、切り始めるとやけくそのようになってどんどん切ってしまう。
 とにかく切った。切って切って切りまくった。
 いつもは知らん顔をしている上の娘が、なにを思ったか積極的に手伝ってくれ、大いに助かった。
 作業前作業後の写真を撮ればよかったと思ったのは、もうほとんど仕上がりのころ。というわけで切ったあとの残骸?だけでも。


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 この他に、肋骨の痛みが取れてから分断しようと、しゅろの幹がまだ庭においてある。

ソフトボール

 子供会でソフトボール。
 例年GWのあいだは人が集まらない。それでもソフトボール大会もあるし、ソフトボールに自信を持っている下の娘がとても楽しみにしていたし、入会受付もしたほうがいいのでとにかくおこなう。予想通りのパラパラ状態だった。

 下の娘は体が少し締まって、キレがずいぶん良くなった感じだ。バットスイングも鋭くなってきた。しかし残念ながら仲間がいない。去年とは打って変わって、6年生の男子は野球系にはあまり興味がなさそう。一人きていた子も大会には絶対出ないと言っている。無理なことはせずに、ソフトボールのチームにでも入れたほうがいいのかもしれない。

モナとダイナ

 三代目のオカメインコは名前をモナちゃんと暫定。某タレントとは関係なく、モナ・リザのイメージらしい。ただかわいそうなことに片足が悪そうだった。麻痺しているようにほとんど体重をかけられない。当然体が傾きがちで、逆側の翼を伸ばしてバランスをとろうとする。ヒナにありがちな病気?として本にも載っているらしかったが、治療はビタミンAを増やして云々とのこと。体重も軽く、店でみたほどの元気さはなかった。一番元気なのを選んだつもりだったが難しいものだ。

 上の娘がペットショップに電話で相談すると交換してもらえるとのこと。だがたとえ三日でも飼えば情も移る。彼女としては交換は交換で辛いものがあるだろう。これまでの二羽のことがなければまたちがうのだが、わたしとしてはこの上で悲しい結果になるような可能性はできるだけ避けたかった。ほとんど言い聞かせるようにして交換を考えさせた。いい子がいなければまた連れて帰るということで、朝一でペットショップにいった。

 あらかじめ電話連絡してあったためか、お店ではすでに交換用のヒナが用意されていた。だがモナちゃんよりもさらに幼い。ヒナの育て方と選び方に難しさを感じていた娘がたじろぐのがわかった。店員さんとあれこれ話をしたら、差額の処理をすればどの個体とでも交換してもらえるとのことだった。そしてモナちゃんは先天性なものの可能性もあるので、治りにくいかもしれないということだった。なら売るなよ〜と思うが、話の様子からするとお店にしても、入荷してすぐに売れてしまう場合などは十分な把握ができないことがあるのかもしれなかった。

 ということで連れて帰ってきたのがこの子。少し成長しているが、もう少し刺し餌が要るらしい。元気に育ちますように。


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※    ※    ※


 午後は下の娘と二人になる。
 オセロをしているうちに睡魔に襲われ、むにゃむにゃ言いながら将棋のように勝手に駒を動かしていた......らしい。
 とにかくどこかへ連れて行けというので、とりあえず妻がアルバイトをしている公共施設のショップを覗きにいった。
 忙しそうだった。昔仕事をしていたときとはまたちがうが、接客のそつのなさと心のこもった応対は健在だと思った。知り合いの外国人にオリジナルのTシャツを贈りたいという年配の女性のお客さんの相手をしていたが、のがすことはないだろうと思いながら客のふりをして聞き耳をたてていた。しばらくして一万円ぐらい(以上?)のお買い上げが成立したようだった。
 そのまま昆虫の標本展を覗く。元昆虫少年のわたしにはそれなりに興味深いものだったが、下の娘にはそれほどでもない様子。あれこれ解説をしてやって、なんとか展示場内を一巡できた感じだろうか。
 ふと、娘と同じぐらいの年齢のときに、一人(か仲のよい友だちと二人でだったか)で博物館にいって標本の写真を撮ったりしていたのを思い出す。娘とわたしでは男女のちがいもあるし同じようにはいかないのだろう。彼女が今一番熱中しているのは何なんだろうか。

 ソフトボールは、彼女が今、確実におもしろく感じているものの一つだろう。
 というわけで帰宅後はキャッチボールとバッティング練習。バッティングといっても家の前の道路でボールを打つわけにもいかないので、新聞紙をまるめてガムテープで固めたボールをプラスティックのバットで打っている。なにもしないよりはいいだろうということだ。 ボール投げは、男子を含めて学年で一、二を競える力がついているらしい。バットのスイングもここへきて鋭くなってきた。試合でクリーンヒットでも打てば、病み付きになるのかもしれない......。


※    ※    ※


 夕方、オカメインコに餌をやる。
 これがもの凄い食べ方でびっくりした。スプーンを攻撃するように激しくつつくので、餌が飛び散る。ダイナミック。さすが祖先が恐竜系なだけのことはある。ダイナソーのようにダイナミック。......これやな。ということで新しい家族の名前が決まった。

 『ダイナ』だ。

 子どもたちにも気に入ってもらえたもよう。

やがて寂しき

 ブログを書いているときに上の娘が後ろを通りがかった。

「父親はやがて寂しくなるっていう話?」
「......まぁ、そうかな」
「なんで?」
「どんどん離れていってるやろ? 昔は仲良しやったのに」
「たしかに。でもわたし、友だちの中では一番パパと仲いいほうやで?」
「そっか......。まぁ、なるべく仲良しでいれたらいいよな」
「うん」
「よろしくお願いします」
「はい。こちらこそよろしくお願いします」


 昨日コケたせいか、左の肋骨のところが痛い。軽いジョギングでもひびき、走れない。ひびでもはいったのか......。


※     ※     ※


 そうそう、これを書くのを忘れていた。
 オカメインコが新しい家族になってにぎやかだった日の翌日、ハムスターが一匹昇天した。3年近く生きたので天寿をまっとうというところなのだろう。

 用事でかけた電話のむこうで、下の娘の泣き声がきこえていた。胸に刺さる。
 彼女は本当によく生き物の世話をする子だ。自分を引き合いにするわけではないが、なかなかできないことだと思う。

 帰宅後、娘と一緒にハムスターを庭に埋めた。
 娘にいろんなものを与えてくれたのだろう。ありがとう。
 そしておまえも、娘のところにきて幸せだったさ。
 それにしてもはかないもの......。

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