2009年8月アーカイブ

選挙

 予想はしていたがここまでの大差だとは思っていなかった。歴史が大きく動いた瞬間......。
 景気もそうだが、官僚や行政の改革を本当にやってほしい。天下りの排除も当然。天下りも、関連業種への就職ということでは多少は仕方が無い面はあるだろう。だが厚かましすぎる。恥を知らなさすぎる。
 能力のない公務員を転職させる制度も作ってほしい。特に教育行政。管理職を含めてあまりにもレベルが低い。常識を欠くようなレベルの人間が跋扈するのは本当に迷惑だし、何よりこれからを担う子どもたちをスポイルするばかりだ。
 教員免許の取得には最低限、民間企業での就業経験や、自営業者としての経歴を条件にしたらどうだろう。そして自らも親であること。たしかに若さのパワーは素晴らしいし、それを尊重した時期がわたしにもあるが、結局は基本的な能力や人間性、経験があってこその話だ。資質を欠いた者が若さだけを頼りに教育に関わることは、むしろ危険な気がする。

 とにもかくにも歴史が動いた。もちろん期待のほうが大きい。

ライブ

 中学生のころからロックバンドをやっている。60年代から70年代にかけてのロック音楽のエネルギーをエサにして育ってきた世代だ。活動できなくなった時期もあったが、結局離れずにいる。
 今のバンドは二十歳すぎのころからはじめた。いつの間にか二十年以上が経ち、三十年も近い。たしかに休止していた時期はあったが、だからといって今やっていることは昔を思い出しての楽しみではない。ずっとやっていて時間が過ぎただけのことだ。だから「オヤジバンド」という呼称は拒否している。(笑) そう思っている人もほんとは多いのではないかと思う。

 仕事をしながらの活動は本当に難しい。最優先というわけにはいかないし、誰かがスタジオに入れなくなるというのも珍しい事ではない。そのあたりを押し切れずに長い間ライブから遠ざかっていた部分は確かにある。今回の話があってからも、ほんとにできるのか?という気持ちのほうが強く、気合いが入ってきたのは二週間前になってからだった。

 それでもなんとか終わった。時代が変わったというのか、ライブハウスにも「小学生以下無料」のような決めごとがあるのには
笑ってしまった。わたしたちのような世代の人間が子どもを連れてくるわけだ。実際、うちも妻子が見に来てくれた。次があるという保証もないのだから、家族的には当然な気もする。真ん前のテーブルで姿勢を正した我が
娘が見ているというのも面白い感覚だった。

 楽しかった。30分ほどのミニサイズだが、お客さんの反応も悪くなかった模様。「初々しくてよかった」といった評価もあったようで、これは嬉しかった。
 またできるかな......。


live09.png

地獄のノック

 下の娘のソフトチームの名物コーチというのか、ハードなノックをする方がいる。日焼けした顔に鬼の形相......とまでは言わないが、鬼コーチという言葉がぴったりではある。
 そのノックを初めて見た時はその方の息子さんが相手だったが、横っ飛びキャッチの連続で、倒れた上にもノックの打球が飛ぶという過酷なものだった。他のコーチの方からの「ほんとに容赦ないからねぇ〜(笑)」といった言葉もあり、妙に新鮮なような懐かしいような感覚だった。それはそれとして、息子さんの捕球と送球の能力の高さにはびっくりしたのだった。

 いつかは来るだろうと思っていたそのノックを娘が受ける日が、突然やってきたのだった。
 心の準備ができない形で始まったので、下の娘も大変だったろう。でも、外野のポジションだし、コーチも十分気遣ってくれてのことだった......というのは親の視線での話。

 娘は、興味本位というか、成り行きのような形でピッチングをしているというのが実情で、野球の基本は何も知らなかった。キャッチングもへっぴり腰で、突っ立った体を二つ折りにするようにして危なっかしく捕るのがやっとだ。
 それでも彼女なりに懸命にノックを受けていた。
 何分か後、球拾いをしていてたまたま近くにいたわたしのところに来て、娘が「お腹痛い......」と言った。
「どうした? トイレか?」
 書くとおかしいが、まず心配するのはそれだ。
「ちがう......」
「どうした?」
「ボール当たった」
「いつ?」
 見ていてそんなシーンはなかった。
「さっき」
 そんな話をしていても打球は飛んでくる。それをさばく娘を見ていても大事ではない感じがした。受け損なったボールが当たったということだろう。肉体的な痛みよりも心理的な痛みのほうが大きいと判断した。
「もうちょっとやからがんばれ」
 そう言って娘のお尻を叩いた。

 やがてノックが終わった。
「まだまだ、これの5倍ぐらい、お父さんの球拾いなしで自分で拾いながらやらなあかんで。またがんばろな」
 というコーチの言葉。
「はい」
 と娘は答えていた......が、ちょっと泣いていた。


 これからどうなることか、ひょっとしてもうやめるもありか......と思っていたが、翌日から、わたしが帰宅するなり「ノックして」と言ってきた娘だった。
 よしよし、やってやろうやないかと笑ってしまう。(笑)

イベントラッシュ

 下の娘のソフトボールチームの夏のお楽しみ会と、子供会の役員の慰労会が重なってしまった。今年は入ったばかりのソフトチームの方を優先したいということで、子供会のほうの進行は他の人にまかせる。......のはともかく、あいにくの雨模様だった。

 お楽しみ会は例年バーベキューだったのが今年は流しそうめんとのこと。その他にもスイカ割りなどもあるそうで、朝一で練習のあと夕方ごろまでの一日になるというハードな話だった。結局雨のために午前中の練習は中止になり、流しそうめんからのスタート。12時ごろからは大人の会も始まった。
 その間に、子供会のほうも決行という連絡があり、5時ごろから合流する。雨の中、建物の軒下を中心にバーベキュー。

 わたしのお酒は短距離ランナー型というか、濃いめのお酒をぐーっとやって、早めにできあがってワーワー喋って潰れて寝るというのが得意だった。......いや、そこそこ強いほうなので、若い頃は潰れそうになっても吐いてからまた飲むという芸当もできたが、今はそこまでしようというモチベーションがない。翌日のことを考えなくていい日というのも、年に数回......もない。たぶん一日もない。

 そういえば、お酒を飲む相手も替わったのだろう。学生のころは、飲んだときの話の続きを素面ですることに特に違和感がなかった気がするが、今は飲んだときのことを話しても覚えていない相手が多い。そういうお酒の飲み方があるのだと今頃学んでいるとも言える。
 お酒の力を借りてこそできた話もあるものだ。なら、それを大事にして、素面のときに微妙な緊張感を調整しながらもさらに一歩理解を深めたり、言いたいや聞きたいことを伝え合えたりするのがお酒の値打ちだと思っていたところがある。そういうのが楽しかったのだが、今はそんな楽しさを感じることがあまりない。

 ごちゃごちゃした話はともかく、12時ごろから飲み始めて、5時に合流したわけだからその時点で5時間たっている。そこからさらに5時間たって10時ごろにバーベキューがお開きになった。で、そそくさと帰ってシャワーを浴びたころに電話が鳴って、これから二次会という。また家を出てそれから夜の12時ごろまで飲んでいた。若い人たちのパワーはすごい。(笑)

 情けないというのか...... 状況はわかっているのでそれなりにセーブしたつもりだったが、翌朝早く目が覚めて久しぶりに吐いた。それから少しは寝たが、結局特に午前中は仕事にならなかった感じだ。

 多少体にもコタえた一日。
 なんだか...... みんな何を話しているのだろう、みたいなことを思う。こんなに仲良く遅くまでお酒が飲めて、盛り上がれる仲間が集まっているのなら、強いよなー。
 ただ、親達がそうやって飲んでいる脇で、子どもたちが適当なおやつで時間を潰していたのがわたしにはしんどい。飲みたいのだったら、子どもを媒介にしたつながりを利用するのではなくて、子どもたちに迷惑をかけない形でできたらベストなんだけど......なんて言ったら言い過ぎか。

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