ある音楽祭に出た。お楽しみ会のようなものだときいてはいたが、客席にはテーブルと軽食が並ぶ。そのうち子どもの声も聞こえてきた......。吹奏楽からカラオケまで、およそうちのバンドの音楽とは馴染まない感じの演奏や演技が続く。失礼のないように振る舞っていたつもりだが、そのうち......ほんとに、演ってもイイの?と、とうとう言葉にしてしまった。
しかし本番は本番。できるだけいい状態で聴いてもらえるようにがんばるしかない。しかもライブハウスとは違った「舞台」なので、広くてかえって困る感じだった。いい歳をして青臭いこともできんしね、と演奏前はほとんど音を出さずにバーンと始める。演ったことがなく、かつけっこう難しい「The Locomotion」をドラマーのボーカルで、そして奇遇にも追悼になってしまった「タイムマシンにお願い」をラストに計4曲を締める。
撤収後メンバーと焼き肉屋へ。正直、よかったのかよくなかったのかの判断に自分で困るところがあったが、そのせいかなかなかライブの話にならない。ようやく気持ちがほぐれてきてその話が出始める。まぁまぁよかったんじゃないのかというあたりに落ち着く。めでたしめでたし。
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