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娘の話


 仕事の繁忙期で帰宅が遅くなる生活が続いている。それなりの緊張感があるわけだが、これは開放感などで緩めれば緩むという感じがあまりしない。そういう緩め方には三日なり四日なりといったある程度の時間が必要で、その日帰宅してほっとすることで疲れが癒される......という気は、あまりしない。結局溜まっていくだけのような疲労感とどう向き合うかかなと思ったりする。といってそれほど大げさな疲労感でもないのだけれども。

 今日は待ち構えていたように上の娘に捕まえられた。ちゃんとした授業をしない教師がいて、我慢も納得もできない。どうしたらいいかという話だった。わたしが娘と同じ歳のとき、ひどかった英語の教師の授業をクラスでボイコットして結果的に代わらせたことがあるという話をしていたので、どうすればそんなふうにできるのかという問いでもあった。

 そう言われてもなぁ......。結局のところ一人ではどうにもならないだろうが、黙っている必要もないので、まずは担任と相談することからだろうと話す。
 小学校での教育やPTAなどでの活動を通じても思うことだが、この地域は正義を大切にしない。タテマエだけでも正義は最優先にするものの一つだろうと思うのだが、最初から後回しで、何よりもナミカゼが立たないようにといった感じだ。役人論理のようなものが浸透し切っている。事情に通じている人から、大阪の教育行政は全国的にみてもかなり歪だという話をきいたこともある。学力や体力の低さもそんな結果としてあるのかもしれない。まだわたしの頃は、基本的に正しいこと----ちゃんとした授業をしてくれないので勉強にならない、といったことであれば、学生が意思表示や行動を起こしてもそのこと自体がマイナスに評価されることはない感じがあった。まぁ思い込みだったのかもしれないが、しかし今はそんな感じ自体が無い。ナミカゼを立てる人間として低く評価されることが有り得る感じがするので、それはそれとして注意がいるだろうといった話もする。

 実際問題、こんな話を持っていってたとして中学校のPTAはどう反応するだろうか。

参観と懇談

 下の娘の授業参観。算数の授業。一万円札で一億円積むと何センチになるかという話をしていた。毎年のことだが、先生の言葉にのべつ幕なしに反応して喋り続ける子がいることに少し違和感を感じる。
 参観後の懇談で、担任の先生に対して、想像していた以上にしっかりしたものを感じた。男の子が頼りなくて......という話に率直なものがあるような気がして笑ってしまう。だからといって、女の子を名前ちゃんで呼び、男の子を名字くんで呼ぶというのも、ちょっとちがうような気はしたが。

 懇談の後、あらためて教頭、校長と夫婦で面談にいく。PTA会長の依頼について最終的に肚をくくるためだ。曖昧だったいくつかの点も確認でき、仕事の休みをとった甲斐があったと思う。

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