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◆《奈良の大仏》

2007.5.4(金)

 連休。どこかへいったりしてぱぁっと遊ぼうという気持ちと、こういう時にしかできない片づけ事などに充てたい気持ちが半々。子どもがいなければ、やるべきことの溜まっている今は後者で休みが埋まってしまうだろう。ところが下の娘は、朝っぱらから「今日は何して遊ぶ?」と繰り返して脅迫してきたりする。

 奈良へあそびにいくことにした。大仏を見せてやりたい。私のころは幼稚園や小学校の遠足で行ったものだが、今はなぜか行かないので、二人の娘はまだ見たことがなかった。鹿とあそぶのもいいだろう。

 駐車場に苦労したが、なんとか見つけて奈良公園を歩き出すと、すぐに鹿がいた。子どもたちの目の色が変わる。すぐに鹿煎餅を買わされた。何十年ぶりかで見るはずの奈良公園は、まったく記憶に無いに等しい状態。しかしもっとたくさんの鹿がいたような気はする。春日大社のほうにいくと小さな群れと遭遇した。子どもたちが駆け寄っていく。若い鹿が多く、毛が生えかわっている最中の個体も多かった。

 なんとか言い聞かせて、先に大仏殿にいくことにする。仁王象で有名な南大門を抜け、本殿の境内に入るとさすがにその威容には迫力がある。昔の人はものすごいものを作ったものだ。そして大仏と対面。下の娘の説得で一緒にやってきたわたしの母親と、幼稚園の親子遠足以来眺めることになる。たくさんの時間が流れたものだ。しかしそんな個人的なたくさんの時間をさらに無数に受け止めて、この仏像は千年以上も存在しているのかと思うと、自分がまったく取るに足りないものだと思えてくる。娘たちが次にここを訪れるのはいつのことだろうか……。そしてそのときには彼女たちの子どもを連れているだろうか。

 それにしても観光客が多い。人いきれに疲れて一休みしてから公園をうろうろするが本当に鹿が少ない。結局最初に群れを見かけた春日大社にいくものの、またもやお茶屋で一休み。よもぎ餅などを味わった。それから小一時間、子どもたちか鹿を追いかけるのを見て過ごし、帰路につく。

 家族サービス……そんな一日だったのだろうか。そんな一日をなかなか過ごしてやれなかったから、それはそれでいいとは思う。だが、もっともっと楽しみを共有できるような、たとえばキャンプにいって一緒に食事を作るような過ごし方のほうがいいかなぁ。帰宅後、上の娘には手塚治虫の「火の鳥」を読めとすすめる。鳳凰編ならちょうど奈良時代で、仏師の話だ。……というかわたしが読み返してみたい気分。

♪ with "旅の宿" / 吉田拓郎   

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◆《町会の人》

2006.11.30(木)

 子ども会の餅つきの案内状を妻が町会に届けにいくと、受付をしている女性に「今年も(餅つき)やるの。手伝う人もおれへんのに」と言われたといって憤慨していた。口の悪い人で、毎度のことではある。本人は多かれ少なかれ冗談のつもりなのだろうが、品もないしセンスもない。彼女は町会長の秘書のような位置にもいるため、わたしには町会全体のイメージを非常に悪くしているように見える。
 妻はそのあたりとてもうまく付き合ってきてくれて、今までなんとかそれなりの関係を保つことができてきたのだが、実のところわたしのほうが一触即発だったかもしれない。もうあの人とは話したくないわという妻の言葉をきいた時点で、わたしのほうがキレてしまった。これ以上は彼女の失礼な物言いを許さないと決めた。

 とりあえずメールですむ範囲で、各所に抗議表明を伝えた。その上で、たまたまあった地域の役員会議でも一言喋らせて欲しいと伝え、結果的に議長と事前の話し合いとなった。……というほど大げさなものではなく、要は上司格の人とあれこれ話をしたわけだ。
 
 不思議なのは、今どき(衰退する一方の風潮の中で)子ども会に専心して会員を増やし、地域行事にもすべて参加しているような夫婦をつかまえて、なんで疲れさせるような皮肉をいい、偉そうな顔をしようとするのかということだ。会員を増やしたことが妬まれていて、最終的にうまくいかないように足を引っ張ろうとしているのではないかとときどき思ったりする。何を考えているのかわからない。

 とにかく、もう失礼な物言いは許さない。誰がなんと言おうと。

♪ with "くやし涙がかわくまで" / SeeSaw   

◆《芋煮会》

2006.11.26(日)

 子ども会で芋煮会をする。芋ほりでもお世話になっている、畑を管理しているOBの方が申し出てくださった。おもな材料を提供するからやってみないかとのこと。きけば畑の管理が今年かぎりで終わりになるらしかった。寂しいことだ。

 はじめてのことなので予測がつかなかったが、とりあえず100人分の材料を用意した。最近はいざとなるとなんとなく人が集まるのでどうにかなるとは思っていたが、予想通り低学年児の母親を中心にたくさん集まってくれてほっとする。なんとかおこなうことができた。
 調理の進行が早く、食事までに少し時間があまったので、急きょ腕相撲大会を開催することにした。しかし子どもたちを集めて提案すると、声をそろえて「イヤ〜」と言われ、てんでに走り去ってしまう。特に低学年は苦手というよりはどうも腕相撲そのものを知らない感じだ。そこで母親たちの大会を先に強行することにした。
 これがなかなか盛り上がった。参加者14名であみだくじを引き、トーナメントの組み合わせを決める。4回勝てば優勝だ。そのうちに子どもたちも応援に集まり「ママがんばれ〜」と大騒ぎになった。
 健闘したのが妻。昔と比べて腕力その他が倍増している感じなのはよく知っているが、前半は圧倒的と言える強さだった。しかしあまり強すぎるのも……と思いながらむかえた決勝戦。対戦相手のMさんの奥さんも、どちらかといえば小柄な感じの体格だが、それに似合わない、凄まじい強さで余裕の勝利の連続である。これは夫として勝ったほうが嬉しいのか負けたほうが嬉しいのかと悩む間もなく、子どもたちの大声援の中で試合は始まった。静止した状態から力感あふれる空気が漂う。そして数秒後には妻が負けた。正直なところなんだかホッとするような気持ちもありながら、Mさんはほんとに強いのだなと思う。しかも試合のあとで聞いたのは、ほんとは左利きだということだった(!)。
 その後は触発された子どもたちの試合が、あちこちで始まった。しめしめ。

 さて肝心の芋煮会だが、できあがった芋煮汁はとてもおいしかった。ところがいざ食べ始めると大きな黒のラブラドル・レトリーバーが会場前の公園に迷いこんできて大騒ぎになる。食べ物の匂いにつられて会場の建物にあがりこもうとしたり、じゃれついたつもりが子どもが恐がって泣き出したりで、結局、心当たりがあるという人と一緒に、近所の町工場まで引っ張っていってきた。工場(こうば)犬というのか、責任者のはっきりしない脱走常習犯ドッグなようだった。だからといって笑って済ますわけにもいかず、恐い顔を作って文句の一つも言う。せっかくの芋煮汁をゆっくり味わう間もない始末。

♪ with "China Grobe" / The Doobie Brothers   

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